”日本一”の「盗塁王」は…プロ野球通算盗塁数ランキング1〜5位【NPB歴代最高記録】
2023/01/26
産経新聞社
第3位:柴田勲 579盗塁(実働期間1962-1981)
生年月日:1944年2月8日
身長/体重:175センチ/74キロ
投打:右投両打
経歴:(法政二高-)読売
巨人V9時代の「1番・中堅」を担った柴田。赤い手袋がトレードマークとなっていた。
柴田は、法政二高から1962年に巨人へ投手として入団した。同年オフから本格的に野手へ転向すると同時に、俊足を活かすためスイッチヒッターにも挑戦。
直後の63年に中堅のレギュラーを獲得。66年には打率251ながら、18本塁打、70盗塁をマークし、初の最多盗塁を受賞した。
実働20年間で打率3割を超えたシーズンは1度もなかったが、65年から9年連続日本一を達成したチームで、塁上を駆け回る不動のリードオフマンとして躍動した。
タイトルを見ると、最多盗塁6度(1966、67、69、72、77、78年)に加え、ベストナイン4度(1967、71〜73年)獲得。
ダイヤモンドグラブ賞(現ゴールデン・グラブ賞)も5度(1972〜74、76、77年)受賞するなど守備でも高い貢献度を見せていた。