最も多く得点を挙げたのは誰? “世界の本塁打王”、“世界の盗塁王”の名も…NPB、通算得点数ランキング1〜5位。【プロ野球歴代最高記録】
2021/05/14
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2位:世界の盗塁王
福本豊 1656得点(実働期間1969-1988)
生年月日:1947年11月7日
身長/体重:169センチ/68キロ
投打:左投左打
経歴:(大鉄高-松下電器-)阪急
ドラフト:1968年ドラフト7位
20年間阪急一筋でプレーした福本。NPB記録の通算1065盗塁ばかりがフォーカスされるが、不動のリードオフマンとして優秀な打撃成績を残しており、チームに数多くの得点をもたらした。
福本は、1968年ドラフト7位で入団。2年目の70年から外野の一角を担うと、同年に打率.274、75盗塁をマークし、初の最多盗塁を獲得した。
以降はさらに成績を伸ばし、同年から13年連続最多盗塁を受賞。特に72年には打率.301、106盗塁のNPBシーズン記録を樹立し、最優秀選手にも輝いた。
俊足を活かした外野守備も球界随一で、72年から12年連続ダイヤモンドグラブ賞(現ゴールデン・グラブ賞)、ベストナインも10度受賞。また、実働20年間で4度の100得点以上を記録し、78年からは9年連続リーグ最多得点となるなど不動のリードオフマンとして阪急黄金期を支えた。
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