最も多く打席に立ったのは誰? 王貞治、野村克也の一騎討ちに…NPB、通算打席数ランキング1〜5位。【プロ野球歴代最高記録】
2021/05/17
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3位:歴代最高の安打製造機
張本勲 11122打席(実働期間1959-1981)
生年月日:1940年6月19日
身長/体重:181センチ/85キロ
投打:左投左打
経歴:(広島・松本商-浪華商-)東映、日拓、日本ハム-読売-ロッテ
通算3085安打のNPB記録を持つ張本。プロ1年目からレギュラー格として活躍を続け、晩年まで卓越した打撃技術を見せ続けた。
張本は、浪華商から1959年に東映に入団。7度の首位打者に輝き、歴代最高の“安打製造機”として知られる。
入団から20年連続で100試合以上に出場し、100安打以上をマーク。NPB唯一の3000安打に加え、500本塁打と300盗塁もクリアしており、通算打率も3割超え。さらには、「3割300本300盗塁」と脅威の“通算トリプルスリー”を達成している。
打順は主にクリーンアップを打ったが、全試合出場を果たした63年には自己最多の626打席を記録。巨人移籍初年度の76年には、王貞治の前を打つ3番打者として、リーグトップの574打席に立った。
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