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最も多く犠飛を打ったのは誰? 「ON砲」、戦後初の三冠王もランクイン…NPB、通算犠飛数ランキング1〜5位。【プロ野球歴代最高記録】

2021/05/20

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2位:阪急黄金期を支えた3番打者

加藤英司(秀司) 105犠飛(実働期間1969-1987)
生年月日:1948年5月24日
身長/体重:176センチ/75キロ
投打:左投左打
経歴:(PL学園高-松下電器-)阪急-広島東洋-近鉄-読売-南海
 
 阪急黄金期に不動の3番打者を担った加藤。巧みなバットコントロールに加え、勝負強い打撃も光った。

 1969年に阪急へ入団。3年目の79年に「3番・一塁」の座を掴み、1番・福本豊、2番・大熊忠義、4番・長池徳士とともに強力上位打線を形成した。
 
 75年には、打率.309、32本塁打、97打点をマークし、初の打点王と最優秀選手を受賞。レギュラー定着後の12シーズンで9度の打率3割をクリアするなど安定した成績を残し、阪急黄金期を支えた。82年に退団して以降は、広島東洋、近鉄、読売、南海を渡り歩いた。
 
 打撃タイトルを見ると、首位打者2度(1973、79年)、最高出塁率3度(1976、77、79年)、持ち前の勝負強さで打点王も3度(1975、76、79年)受賞。また、犠飛で走者を返す場面も多く見られ、73、78、80年に自己最多の10犠飛、広島時代を含め、リーグ最多犠飛は6度を数えた。

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