最も多く犠打を決めたのは誰? “バントの神様”の数字は世界記録に…NPB、通算犠打数ランキング1〜5位。【プロ野球歴代最高記録】
2021/05/23
第3位:名球会入り果たした”守備職人”
宮本慎也 408犠打(実働期間1995-2013)
生年月日:1970年11月5日
身長/体重:176センチ/82キロ
投打:右投右打
経歴:(PL学園高-同志社大-プリンスホテル-)ヤクルト-東京ヤクルト
ドラフト:1994年ドラフト2位
ヤクルト一筋19年を貫いた宮本。ゴールデングラブ賞を10度(遊撃で6度、三塁で4度)受賞した”守備職人”として知られているが、打撃でもいぶし銀の活躍を続けた。
1994年ドラフト2位で入団。当時の指揮官・野村克也氏の下で3年目の97年から遊撃のレギュラー格を担った。同年は初のゴールデン・グラブ賞を獲得。打撃でも打率.282、16盗塁をマークし、チームの日本一に貢献した。
若松勉氏が監督に就任した99年からは2番起用が増加し、45犠打でリーグ最多犠打を記録。2001年にはNPB記録となるシーズン67犠打を決めるなど長らく打線の潤滑油となった。
キャリア晩年に三塁へコンバートして以降も、確実性の高い守備を見せ続け、40歳を迎えた11年シーズンにはベストナインを初受賞。翌12年には2000安打も達成し、日本プロ野球名球会入りを果たした。
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