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大瀬良投手らカープの同世代選手に注目。お互いに刺激を与えられたらうれしい【音楽と野球 片平里菜さん インタビュー】

『野球を通じて音楽にも触れてほしい』という思いで発信しているこの企画。今回は、カープを応援する女性シンガーソングライター・片平里菜さんが登場。野球中継(スポーツ専門テレビ局J SPORTS)のテーマソング「スターター」は、熱心な野球ファンにとってはお馴染みかもしれない。ここでは野球との出会い、昨年行った国歌斉唱のこと、さらには、ライブに訪れたカープ戦士とのエピソードも教えてくれた。

2015/08/25

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「カープファン」「カープ女子」というのは熱いファンの方に申し訳ない

――またバッティングセンターに行かねば(笑)。では、カープについて持っている印象を教えてください。

 特に地元のファンの方が本当に熱いですね。広島に生まれた人は、みんなカープが好きで、カープのことを誇らしく思っている。これってすごく素敵なことだなって感じます。あとは、グラウンドに立つ選手のみなさんが前向きでネガティブなイメージがない。ひとつのボールを追いかけて、勝ちにいっているところがすごいなぁと思います。それに赤のグッズもかわいいですよね。

――ズバリ、片平さんを「カープ女子」と言ってもいいですか?

 うーん。もちろんカープを応援していますが、私が「カープ女子です」「カープファンです」と言うのは、もっと熱いファンの方に申し訳ないと思っているんです。野球自体にすごく詳しいわけでもないので……。だけど、カープ女子、カープファンも含めて「カープ」に魅力を感じていることは確かですし、心地いいという感覚もあります。

――「心地いい」というのは独特な表現ですね。では、野球中継のテーマソングになっている「スターター」は、どういうイメージで作られましたか?

 私は、球場にいるお客さんが一斉に立ち上がってワーッと歓声が上がる瞬間が好きなんです。自分がマツダスタジアムで観戦した時に味わったその一体感や、選手が精神を沈め、緊張感を持って闘志を燃やしている感じを想像して書いた曲です。選手の方も試合を見ている方も、聴くとモチベーションが上がるような曲になってほしいですね。

――なっていると思います。飯田投手は登場曲にもされていますからね。では最後にチームに向けてメッセージをお願いします。

 国歌斉唱でグラウンドに立たせていただいた時に、選手たちが背負っているものの大きさを痛感しました。あの場所で闘っているみなさんを尊敬しています。すごく厳しい世界だと思いますが、頑張ってください。私も今度“勝ち”の試合を見に行きたいです。

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片平里菜(かたひら・りな)
1992年5月12日生まれ 福島県出身。2013年8月、シングル「夏の夜」でメジャーデビュー。 2014年1月、シングル「女の子は泣かない」が同世代から多くの支持を集め、同年8月の1stアルバム「amazing sky」が好セールスを記録。2015年8月26日にシングル「誰にだってシンデレラストーリー」を発売。カップリングの「スターター」は『J SPORTS STADIUM 2015』の中継テーマソングになっている。2016年2月6日からは3rdワンマンツアーを開催。
オフィシャルウェブサイト http://www.katahirarina.com/

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8月26日シングル「誰にだってシンデレラストーリー」発売
※「女の子への応援歌ですが、誰もが背中を押される曲。いろんな人に聴いてもらいたいです。自分磨きをする姿、前向きに頑張る姿は誰も美しいはず。つらい時も『私なんか……』と腐らずに自分でストーリーを作っていってほしいです」(片平里菜)

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