甲子園球場で最も勝った投手は? 球場別通算勝利数ランキング1〜5位【プロ野球通算成績】
2022/02/08
産経新聞社
5位:山本和行 59勝(阪神59勝)
5位は、100勝100セーブを達成した左腕・山本和行だ。
山本は、広島商、亜細亜大を経て、1971年ドラフト1位で入団。ルーキーイヤーから様々な起用法で登板を重ね、76年にはキャリアハイの67試合に登板して18セーブを挙げた。
78年には先発へ本格転向し、2桁勝利も経験したが、82年からは再びリリーフへ。同年はほとんどが救援登板ながら15勝、26セーブで最優秀救援投手のタイトルを獲得。以降も2度の2桁勝利を挙げるなどリリーフ投手としては異色の存在感を示し、85年には右腕・中西清起とWストッパーを担い、球団創設初の日本一に貢献した。
通算成績は、700試合(1817回2/3)を投げ、116勝106敗130セーブ、1252奪三振、防御率3.66。勝利数のほぼ半数を甲子園球場で記録していた。