甲子園球場で最も勝った投手は? 球場別通算勝利数ランキング1〜5位【プロ野球通算成績】
2022/02/08
産経新聞社
2位:小山正明 91勝(阪神91勝)
2位は、投げる“精密機械”の異名をとった小山正明。
小山は、高砂高から1953年に阪神へ入団。2年目の54年には、抜群の制球力を武器に11勝を挙げる活躍を見せた。
その後は56年から8年連続2桁勝利を挙げ、20勝以上も4度記録。村山実とのWエースで投手陣の核を担い、27勝11敗、270奪三振、防御率1.66をマークした62年には、最高勝率と沢村栄治賞に輝いた。しかし、活躍と続けていた64年にロッテへトレード移籍。同球団でもエース格を担い、73年は大洋でもプレーした。
通算成績は、856試合(4899回)を投げ、320勝232敗、3159奪三振、防御率2.45。うち阪神時代に176勝を記録した。