ナゴヤドームで最も勝った投手は? 球場別通算勝利数ランキング1〜5位【プロ野球通算成績】
2022/02/18
産経新聞社
5位:中田賢一 37勝(中日35勝、ソフトバンク2勝)
5位には、2021年シーズン限りで現役を引退した中田賢一だ。
中田は、福岡・八幡高、北九州市立大を経て、2004年ドラフト2巡目で中日に入団。1年目から開幕ローテーション入りを果たし、8勝を挙げた。
07年には“荒れ球”も活かして14勝8敗、177奪三振、防御率3.59をマーク。惜しくも受賞は逃したが、最後まで最多奪三振のタイトル争いを演じ、チームの日本一にも大きく貢献した。しかし、同年を境に成績が下降気味に。規定投球回に到達したシーズンもなく、13年オフに福岡ソフトバンクホークスへFA移籍。ソフトバンクでは再び息を吹き返し、自身2度目の2桁勝利も記録した。20年からは阪神でプレーした。
通算成績は、297試合(1550回1/3)を投げ、100勝79敗1セーブ16ホールド、1350奪三振、防御率3.75。うち中日時代に61勝を記録した。2022年はソフトバンクで3軍投手コーチとして、指導者の道を歩みだした。