ナゴヤドームで最も勝った投手は? 球場別通算勝利数ランキング1〜5位【プロ野球通算成績】
2022/02/18
産経新聞社
4位:大野雄大 42勝(中日42勝)
4位となったのは、現役の“沢村賞左腕”大野雄大だ。
大野は、京都外大西高、佛教大を経て、2010年ドラフト1位で入団。3年目の13年に先発ローテーションへ定着し、2桁10勝を挙げた。その後は、3年連続2桁勝利をマークするなど左のエースへと成長したが、16年以降は負け越しが目立ち、18年には一軍未勝利に終わるなど苦しいシーズンが続いた。
しかし、19年に9勝、防御率2.58の成績で初のタイトルとなる最優秀防御率を受賞し、無安打無得点試合(ノーヒットノーラン)も達成するなど完全復活。さらに昨季は11勝6敗、148奪三振、防御率1.82、脅威の10完投6完封を記録し、2年連続の最優秀防御率、さらには沢村栄治賞にも輝いた。
2021年終了時点の通算成績は、204試合(1341回2/3)を投げ、76勝78敗2ホールド、1078奪三振、防御率3.11。特に近年は、本拠地での登板に強さを見せている。