ナゴヤドームで最も勝った投手は? 球場別通算勝利数ランキング1〜5位【プロ野球通算成績】
2022/02/18
産経新聞社
3位:吉見一起 58勝(中日58勝)
3位には、抜群の制球力を誇った技巧派エース・吉見一起が入った。
吉見は、金光大阪高、トヨタ自動車を経て、2005年大学生・社会人ドラフト希望枠で入団。プロ入り後2年間は一軍の壁に苦しんだが、3年目の08年に10勝10ホールドをマークし、飛躍を遂げた。
同年から5年連続2桁勝利を記録。特に11年は18勝3敗、防御率1.65の成績で最優秀防御率と最多勝の投手2冠に輝き、リーグ優勝の原動力となった。13年以降は右肘靭帯再建手術(通称トミー・ジョン手術)の影響を受け、2桁勝利や規定投球回に到達したシーズンはなかったが、晩年まで先発の一角を担っていた。
通算成績は、223試合(1287回)を投げ、90勝56敗11ホールド、845奪三振、防御率2.94。勝利数の約65%を本拠地・ナゴヤドームで記録していた。