ナゴヤドームで最も勝った投手は? 球場別通算勝利数ランキング1〜5位【プロ野球通算成績】
2022/02/18
産経新聞社
1位:山本昌 69勝(中日69勝)
トップは、NPB最長となる29年間の現役生活を送り、数々の最年長記録を持つレジェンド左腕・山本昌だ。
山本昌は、日大藤沢高から1983年ドラフト5位で入団した。7年目の90年に初の2桁勝利を記録。93年には17勝、防御率2.05の成績で最優秀防御率と最多勝の投手2冠に輝くと、翌94年には19勝を挙げて沢村栄治賞を受賞した。
長らくナゴヤ球場をホームとしていたチームは、97年からナゴヤドームへ本拠地移転。同年の山本昌は18勝7敗、159奪三振、防御率2.92をマークし、3度目の最多勝と初の最多奪三振を受賞した。その後も晩年まで先発の柱としてローテーションを回り続け、41歳1ヶ月での無安打無得点試合(ノーヒットノーラン)、42歳11ヶ月での200勝など多くの偉業を成し遂げ、50歳を迎えた2015年まで現役を続けた。
通算成績は、581試合(3348回2/3)を投げ、219勝165敗5セーブ、2310奪三振、防御率3.45。219を数えた勝利数は、中日の球団最多記録となっている。