ナゴヤドームで最もホームランを打ったのは? 球場別通算本塁打数ランキング1〜5位【プロ野球通算成績】
2022/02/18
産経新聞社
3位:和田一浩 57本塁打(西武2本、中日55本)
3位は、遅咲きの打撃職人、和田一浩だ。
和田は、県立岐阜商、東北福祉大、神戸製鋼を経て、1996年ドラフト4位で西武に捕手として入団した。正捕手定着はならなかったが、打力を買われて2002年に外野手へ転向。これが転機となり、30歳を迎えた同年にレギュラーへ定着すると、05年には打率.322、153安打、27本塁打の成績で首位打者と最多安打に輝いた。
中日には、07年オフにFA移籍で加入した。移籍後も主にクリーンアップを担い、10年には打率.339、キャリアハイの37本塁打、93打点、出塁率.437をマークしてチームのリーグ優勝に大きく貢献。自身は最高出塁率のタイトルを受賞した。西武時代の01年から11年連続2桁本塁打、9シーズンで打率3割超を記録。13、14年にも再び本塁打数を2桁に乗せるなど晩年まで卓越した打撃技術を見せていた。
通算成績は、1968試合に出場し、打率.303、2050安打、319本塁打、1081打点、76盗塁。うち中日時代の本塁打数は、142本となっている。