横浜スタジアムで最も勝った投手は? 球場別通算勝利数ランキング1〜5位【プロ野球通算成績】
2022/04/20
3位:遠藤一彦 59勝(大洋59勝)
3位は、大洋の低迷期を支えたエース・遠藤一彦。
遠藤は、学法石川高、東海大を経て、1977年ドラフト3位で入団。2年目の79年に先発、クローザーとしてフル回転の活躍を見せ、12勝12敗8セーブの成績を残した。
以降はリリーフへ回っていたが、82年に先発へ再転向すると、同年の14勝を皮切りに6年連続2桁勝利をマーク。低迷が続いていたチームをエースとして支え続けた。特に83年は18勝9敗、186奪三振、防御率2.87で最多勝と沢村栄治賞などに輝き、翌84年も17勝で2年連続の最多勝を手にした。また、成績が低迷していた90年にはクローザーとして復活。21セーブを挙げてカムバック賞を受賞するなど晩年まで存在感を放っていた。
通算成績は、460試合(2208回1/3)を投げ、134勝128敗58セーブ、1654奪三振、防御率3.49となっている。