横浜スタジアムで最も勝った投手は? 球場別通算勝利数ランキング1〜5位【プロ野球通算成績】
2022/04/20
2位:斉藤明夫(明雄) 64勝(大洋64勝)
2位は、100勝100セーブを達成した右腕・斉藤明夫だ。
斉藤は、花園高、大阪商業大を経て、1976年ドラフト1位で入団した。ルーキーイヤーから主に先発を担い、8勝9敗、防御率4.39の成績を残して新人王を受賞。川崎球場から横浜スタジアムへ本拠地を移した翌78年には開幕投手にも抜擢され、キャリアハイの16勝を挙げた。
同年から3年連続2桁勝利を記録していたが、81年にはチーム事情からクローザーに転向し、82年にリーグ最多の30セーブをマーク。さらに規定投球回にも到達し、防御率2.07で最優秀防御率に輝く異色のシーズンを送った。その後は83、86年に最優秀救援投手を受賞。キャリア晩年に差し掛かった88年からは再び先発を務め、90年には6年ぶりの2桁10勝を挙げた。
通算成績は、601試合(2173回1/3)を投げ、128勝125敗133セーブ、1321奪三振、防御率3.52。勝利数のちょうど半数を横浜スタジアムで記録した。