【6月月間MVP】パはオリックス山本由伸&杉本裕太郎が投打W受賞 セは初受賞・青柳晃洋とオースティン
2021/07/07
日本プロ野球機構(NPB)は7日、6月度の「大樹生命月間MVP賞」を発表。セ・リーグは、阪神タイガースの青柳晃洋投手と横浜DeNAベイスターズのタイラー・オースティン外野手が受賞。パ・リーグは、オリックス・バファローズの山本由伸投手と杉本裕太郎外野手が受賞した。
セ・リーグ投手部門は、阪神・青柳が初受賞。青柳は、先発として4試合に登板し、リーグトップの4勝、防御率1.20をマーク。30投球回もリーグ最多となった。5月度のロベルト・スアレス投手に続き、2カ月連続で阪神から投手の受賞が決まった。
打者部門は、DeNA・オースティンが自身2度目の受賞。19試合に出場し、リーグトップとなる打率.406、長打率.855、出塁率.506に加え、9本塁打(リーグ2位タイ)、25打点(リーグ2位)を記録した。また、出場19試合のうち18試合で安打を放ち、8度の殊勲打をマークしている。
パ・リーグは投打ともにオリックスからの選出となった。
投手部門・山本は2020年9月度以来、自身2度目の受賞。6月は4試合に先発登板し、リーグトップの防御率0.64、3勝(トップタイ)、39奪三振の成績を残した。2010年以来となるチームの交流戦優勝にも大きく貢献し、交流戦MVPにも輝いたエースは、リーグ戦に戻ってからも好投を続けている。
打者部門は、“ラオウ”こと杉本が6年目で初の月間MVPに。6月は22試合に先発出場し、打率.375、19打点、54塁打、長打率.675の4部門でリーグトップの成績を残した。また、6本の殊勲打(先制打4、同点打1、勝ち越し打1)を放った全試合でチームは勝利。阪急時代の1984年以来37年ぶりの11連勝にも大きく貢献した。
オリックスの投打ダブル受賞は2019年7月度(投手:山岡泰輔、打者:吉田正尚)以来、12度目となる。