西武ドームで最も勝った投手は? 球場別通算勝利数ランキング1〜5位【プロ野球通算成績】
2022/05/04
産経新聞社
4位:東尾修 61勝(西武61勝)
4位は、強気の投球スタイルで通算251勝を挙げた東尾修だ。
東尾は、箕島高から1968年ドラフト1位で西鉄に入団した。2年目の70年に台頭すると、以降はエース格を担い、75年には23勝15敗、防御率2.38で最多勝のタイトルを受賞するなど低迷機のチームで奮闘した。
80年代に入ると、チームは大きく躍進した。東尾自身も目覚ましい活躍を続け、83年には18勝9敗、防御率2.92をマークし、最優秀防御率と最多勝の投手2冠を受賞。2年連続日本一の立役者となり、最優秀選手にも選出された。晩年になっても衰えは見られず、引退前年の87年にも15勝9敗、防御率2.59の成績を残し、2度目の最優秀選手に輝いた。
通算成績は、697試合(4086回)を投げ、251勝247敗23セーブ、1684奪三振、防御率3.50となっている。