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西武ドームで最も勝った投手は? 球場別通算勝利数ランキング1〜5位【プロ野球通算成績】

2022/05/04

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産経新聞社



3位:工藤公康 64勝(西武60勝、ダイエー3勝、横浜1勝)


 
 3位は、29年間の現役生活を送り、3球団で日本一に輝いた現ソフトバンク指揮官の工藤公康。
 
 工藤は、名古屋電気高から1981年ドラフト6位で西武に入団。高卒ながらルーキーイヤーからリリーフとして一軍の戦力となると、4年目の85年に先発として8勝、防御率2.76をマークし、最優秀防御率に輝いた。
 
 以降は黄金期を迎えたチームで、左腕エースの地位を築き、数々のタイトルを受賞した。特に91年はキャリアハイの16勝を挙げ、2年連続日本一に大きく貢献。93年には15勝3敗、防御率2.06、勝率.833の成績で最優秀防御率と最高勝率の投手2冠と最優秀選手を受賞した。西武では13シーズンで7度の2桁勝利を挙げ、94年オフに同一リーグのダイエーへFA移籍。その後は巨人、横浜と渡り歩き、10年に古巣西武へ復帰して29年間の現役生活を終えた。

 通算成績は、635試合(3336回2/3)を投げ、224勝142敗3セーブ10ホールド、2859奪三振、防御率3.45。うち西武時代に113勝を記録した。

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