西武ドームで最もホームランを打ったのは? 球場別通算本塁打数ランキング1〜5位【プロ野球通算成績】
2022/02/26
産経新聞社
2位:秋山幸二 168本塁打(西武152本、ダイエー16本)
2位は、類稀なる身体能力を持った歴代屈指の5ツールプレイヤー・秋山幸二だ。
秋山は、八代高から1980年ドラフト外で西武に入団した。4年目の84年に三塁手として開幕スタメンに名を連ねるなど大器の片鱗を示すと、翌85年には打率.252ながら持ち前のパワーで40本塁打を放った。
86年からは主に外野を守り、翌87年には打率.262、キャリアハイの43本塁打、94打点、38盗塁の成績で最多本塁打、最多勝利打点(1981〜88年まで表彰)のタイトルに輝いた。その後も主に「3番・中堅」として打線の中心を担い、89年には打率.301、31本塁打、99打点、31盗塁をマーク。「3割30本30盗塁」のトリプルスリーを達成した。西武では、レギュラー定着後の9シーズンすべてで30本塁打以上を記録。93年オフには大型トレードでダイエーに移籍した。
通算成績は、2189試合に出場し、打率.270、2157安打、437本塁打、1312打点、303盗塁。うち西武時代の本塁打数は、328を数えた。