楽天生命パーク宮城(宮城球場)で最も勝った投手は? 球場別通算勝利数ランキング1〜5位【プロ野球通算成績】
2022/05/05
産経新聞社
5位タイ:青山浩二 25勝(楽天25勝)
5位には、2投手がランクイン。まずは、2020年に現役を引退した楽天一筋15年の鉄腕・青山浩二だ。
青山は、函館工、八戸大を経て、2005年大学生・社会人ドラフト3巡目で楽天に入団。1年目から一軍に定着し、42試合に登板した。
その後は先発として起用される時期もあったが、主にリリーフとして強い存在感を放った。12年にはクローザーとして22セーブを挙げると、翌13年はブルペン陣の柱として11セーブ17ホールドをマークし、チーム創設初の日本一に貢献。15年には35ホールドポイント(4勝31ホールド)で最優秀中継ぎのタイトルにも肉薄した。現役15シーズンで7度の50試合登板、4度の60試合登板を記録。19年にキャリアハイの62試合に登板するなど晩年まで鉄腕ぶりを発揮していた。また、通算159ホールドはNPB歴代7位の数字となっている。
通算成績は、625試合(828回1/3)を投げ、42勝58敗45セーブ159ホールド、713奪三振、防御率3.67。勝利数の6割近くを本拠地で記録しており、トップ5の中で最も高い割合となった。