楽天生命パーク宮城(宮城球場)で最も勝った投手は? 球場別通算勝利数ランキング1〜5位【プロ野球通算成績】
2022/05/05
産経新聞社
4位:岩隈久志 26勝(楽天26勝)
4位には、楽天創成期を支えたエース・岩隈久志が入った。
岩隈は、堀越高から1999年ドラフト5位で近鉄に入団。4年目の03年から主戦を担うと、翌04年には15勝2敗、防御率3.01、勝率.882をマークし、最多勝と最優秀投手(現最高勝率)を受賞した。
04年オフには、球団合併による分配ドラフトでオリックスに移籍するも、金銭トレードで楽天に移籍。けがの影響もあって3年間は成績が振るわなかったが、08年に21勝4敗、159奪三振、防御率1.87、勝率.840と圧倒的な成績を残し、最優秀防御率、最多勝、最高勝率の投手3冠、さらには最優秀選手、沢村栄治賞にも輝いた。以降もエースとしてチームを支え、12年からはメジャーリーグに活躍の場を移した。
NPB通算成績は、226試合(1541回)を投げ、107勝69敗、1175奪三振、防御率3.25。うち楽天時代に65勝を挙げた。