楽天生命パーク宮城(宮城球場)で最も勝った投手は? 球場別通算勝利数ランキング1〜5位【プロ野球通算成績】
2022/05/05
産経新聞社
1位:田中将大 59勝(楽天59勝)
トップに立ったのは、昨季8年ぶりにメジャーから古巣・楽天に復帰した“神の子”田中将大だ。
田中は、駒大苫小牧高から2006年高校生ドラフト1巡目で楽天に入団。高卒ながらルーキーイヤーから11勝7敗、196奪三振、防御率3.82をマークし、最優秀新人を受賞した。
以降も岩隈久志とのWエースでチームを牽引し、08年は惜しくも9勝にとどまったが、09年から5年連続2桁勝利を記録。11年は19勝5敗、241奪三振、防御率1.27、勝率.792の成績で最優秀防御率、最多勝、最優秀投手(現最高勝率)の投手3冠、沢村栄治賞を受賞した。さらに迎えた13年のレギュラーシーズンでは、驚異の24勝0敗1セーブ、183奪三振、防御率1.27、勝率1.000をマークし、連勝などの世界記録を樹立。11年同様に投手3冠と沢村栄治賞、さらには最優秀選手にも輝き、チーム創設初の日本一を置き土産に海を渡った。MLBでも7シーズンで計78勝を挙げ、昨季から8年ぶりにチームへ復帰。メジャーで培った巧みな投球術を披露している。
5日時点のNPB通算成績は、203試合(1507回2/3)を投げ、106勝45敗3セーブ、1396奪三振、防御率2.35。半数を上回る勝利数を本拠地で記録している。4月6日の西武戦では本拠地通算60勝目を挙げている。