日本ハムが4時間26分の熱戦を制し、逆王手
ソフトバンクが日本シリーズ進出に王手がかかったこの一戦。日本ハムは終盤、中田の一発で追いつき、延長戦で中島卓の勝ち越し2点タイムリーで勝利した。明日の試合で、日本シリーズ進出チームが決定する。
2014/10/19
日本シリーズ進出まであと1勝となったソフトバンク。大事な一戦を先発・スタンリッジに託す。
日本ハムは、このシリーズで先発登板がないといわれていたが、栗山監督が方針転換し、大谷がマウンドへあがった。
2回、李大浩のヒットを皮切りに打線がつながる。吉村の2点タイムリー、今宮も続き、この回に一挙4得点をあげる。スタンリッジは6回3安打無失点に抑え、レギュラーシーズン同様にリリーフ陣へスイッチ。逃げ切りを図る。
しかし、7回に2番手の森がつかまる。近藤と、代打・稲葉の連打でチャンスを広げると、大野がタイムリー。西川も続き3点を返し、1点差に迫る。一気に追いつきたいところだったが、森福が後続を断つ。
8回にソフトバンクは五十嵐がマウンドへ。2死後、4番・中田に痛恨の被弾。中田のこのシリーズ4号ホームランで、日本ハムが同点に追いつき、そのまま試合は延長戦へ突入する。
延長11回、代打・谷口、大野の連打で勝ち越しのチャンスをつかむと、中島卓が値千金の2点タイムリー。その裏を増井が締めて、日本ハムが終盤鮮やかな逆転勝利。4時間26分の熱戦を制した。これでアドバンテージを含め3勝3敗のタイに。明日、日本シリーズ進出チームが決定する。