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一軍デビュー、地元凱旋登板…土居豪人が送る目まぐるしいシーズン。再昇格にも意欲「いつでもいける感じに」【千葉ロッテマリーンズ・若手選手インタビュー連載#10】

2021/09/12

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課題はどういうところにある?

 土居の持ち味は、やはり身長191センチの高さから投げ下ろす「角度のあるストレート」とフォークボールだ。ストレートは150キロを超えるスピードも魅力の一つだが、このところは自身の求めるレベルに届いていない。

「最近だと自分の思っているスピードはそんなに出てないんで。まだそこも課題なのかなと思います。やっぱりフォームのズレとかで、球の質や球速とかも変わってきているんで。そこをちょっとでもリリースポイントが安定するようには練習しています。キャッチボールからしっかり意識して」
 
 また、得意のフォークを磨くことも怠らない。一軍での経験を踏まえて、さらなるレベルアップを図る。リアルな想定で、一軍の打者に通用するかどうかを物差しにできているところが昨年までとは違うところだろう。
 
「フォークボールは、いま高さだけ気にしてやってます。高めに行ったら、多分一軍だとすぐ(打たれる)」
 
 そして再び一軍に昇格することを見据え、試行錯誤の日々を送っているようだ。
 
「もうちょっと体を大きくして、球速もアップしないといけないし、コントロールもしっかりとつけないといけないと思って。ファームの試合とか色々考えながら。調子いい日悪い日っていうのもあるんですけど、そのなかで自分のピッチングができるように意識してやっています」

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