中村稔弥、今年は救援陣のキーマンに? 信頼勝ち取り「良い場面」での投球を【#22】
2022/04/30
千葉ロッテマリーンズ
「良い場面で投げさせてもらえるような選手に」
一軍では、佐藤都志也とバッテリーを組んでいる。
「佐藤トシは結構プライベートでも仲いいんで、気軽に話し合いながら(やっている)。向こうも自分のいいところを引き出してくれるような感じでやってくれるんで、投げやすいです」
これからも気を許せる女房役と二人三脚で相手打線を捻じ伏せていく構えだ。
千葉ロッテマリーンズの今年のスローガンは『頂点を、つかむ。』。中村稔にも、スローガンにかける想いを訊いた。
「今年はチームは『頂点を、つかむ。』ということでやってるんですけど、自分も毎年優勝決定戦であったり、そういうところでベンチには外れたりしているので、今年はしっかり信頼を掴み取って、そういうCSとかでも良い場面で投げさせてもらえるような選手になれるように、頑張っていきたいなと思います」
先発投手陣が軒並み好調で、ロースコアの試合が目立つ中、後ろに控える中村稔のような投手がきっちり「0」で抑えてくれれば、チームに流れがくる。
「しっかり攻めの姿勢で投げていく姿であったり、テンポ良く投げていく姿勢を(ファンの方には見て欲しい)。無失点に抑えて次の打者に繋がっていけるようなピッチングをしていきたい」
「良い場面」で登板した中村稔の勝利を呼び込むピッチングに期待したい。
取材・文 森田深志