小沼健太、「ハングリー精神」胸に昨年のリベンジ誓う。高卒で独立Lを生き抜いた苦労人【#23】
2022/05/03
千葉ロッテマリーンズ
独立リーグで得た「ハングリーさ」
小沼は高校卒業後、そのまま独立リーグの門を叩いた。タフな精神は、プロ入り前の厳しい環境によって磨かれたのである。
「高校のときはそんなに凄くなくて、大学も一応(話が)来てはいたんですけど、自分の中で、大学でやるなら強いところというか、名の知れたところでやりたいっていうのもあって、クラブチームだったり社会人だったりを探していたんですけど、時期が遅れてしまって。いろいろ探している中で、独立リーグの人に伝わって、見に来てくれて、獲ってもらったっていう感じですね」
独立リーグでは埼玉武蔵ヒートベアーズ、茨城アストロプラネッツの計2球団に所属した。そこで培われた経験がいまに活きている。
「やっぱりハングリーさっていうのは(ある)。結構シビアな世界で4年間もやってきたので、施設だったり環境の違いがすごいあるので、そこはやっぱり使えるところは使って(いく姿勢)だったりっていうのは、他の選手よりはあるのかなと思います」