ドラ4・河村説人、将来はエースか守護神か「どちらにせよチームの中心に」。吉井コーチは「サファテのような…」【千葉ロッテマリーンズ・若手選手インタビュー連載#3】
2021/05/26
リリーフ起用について
大学時代は主に先発として活躍していた河村だが、今年は開幕から中継ぎとして仕事している。異なる役割に移行するにあたって、意識の変化はあったのだろうか。
「自分が思ったよりは早めにリリーフに慣れてきたなという感じなんですけど、やっぱり先発よりも後ろで投げる分、一球一球の重みっていうのが違ってくるので、そこはもうちょっと強く意識を持って、やっていかないといけない。(先発から中継ぎになるということで)あんまり大きく変えた部分はないんですけど、試合への気持ちの入れ方っていうのは。あまり(試合に)入り過ぎずに、リラックスした状態で毎日ブルペンにいるようにはしています」
4月22日の日本ハム戦では、初の回跨ぎも経験し、2回を投げて打者10人を相手にした。
「久しぶりにイニング跨いで投げたので、疲れもありましたけど、自分が今できるポジションはそういうポジションだと思うので、そこはあんまり意識せずに、言われたらやるぐらいの意識でやっていきたいです」
だが、現在の防御率6.00が物語るように、良い登板ばかりが続くわけではない。ルーキーならば特に焦りが生まれそうなものだが、そうした中でも、工夫して調整をしている。
「やっぱり悪いマウンドが続いてしまうと、どうしても修正したいので、たくさん投げたり練習したりしたいんですけど、そこを投げすぎずにほかの部分で調整していかないとやっぱり終盤はもたないと思うので、(練習では)自分の気持ちよりも投げないようにしています」