(ヤクルト・投手編)2021年プロ野球、各球団の助っ人外国人選手の今季を振り返る 守護神マクガフは日本一の胴上げ投手に
2021/12/25
スコット・マクガフ
投打:右投右打
今季成績:66試合(64回1/3)、3勝2敗31セーブ14ホールド、76奪三振、防御率2.52、WHIP1.03
来日3年目のシーズンを終えたマクガフ。昨季も勝ちパターンの一角を担い、防御率3.91、27ホールドポイント(4勝23ホールド)をマークした。
今季はセットアッパー格として開幕を迎えたが、抑えの石山泰稚の不調に伴い、5月下旬からクローザーへ定着すると、6月には球団新記録となる月間10セーブを記録した。今夏開催の東京五輪にも米国代表として出場。後半戦は疲れの色も見られたが、最終的にキャリアハイの66試合登板、3勝2敗31セーブ14ホールド、防御率2.52とフル回転し、リーグ優勝に大きく貢献した。日本シリーズでは背信投球もあったが、第3、4戦でセーブを挙げると、最終第6戦は10回途中から2回1/3を無失点に抑え、日本一の胴上げ投手となった。