日本シリーズ第3戦はソフトバンクが快勝!
日本シリーズ第3戦はホークスが快勝。このシリーズを2勝1敗とした。
2014/10/28
戦いの場を福岡に移し、1勝1敗で迎えた第3戦。
阪神の先発は藤浪、ソフトバンクの先発はクライマックスシリーズでも好投した大隣だ。
先制したのはホークス。初回、先頭打者の柳田が2塁打で出塁すると、明石がしっかり送って、3番の内川がセンターオーバーの2塁打。第2戦に続き、ホークスが先取点を奪う。これまでの日本シリーズの統計データのとおり、やはり初回に得点が一番上がる。
その統計データでは、先制したチームの勝率は7割以上。果たして、今日の試合はどうだったか。
追加点は意外な形で生まれた。4回、吉村が四球で出塁し、続く今宮が送って一死2塁。バッター細川の場面で、藤浪の変化球を捕手の鶴岡が大きくはじくと、ボールを見失っている隙に吉村が一気に本塁を陥れる(細川は三振振り逃げ)。吉村の好走塁が光った。
6回、ソフトバンクが畳みかける。二死満塁で、藤浪から安藤へスイッチ。安藤は内川を変化球でひっかけさせたが、打球は高くバウンドして3塁へ。西岡は2塁へ送球するも、明石の足が速くセーフで3点目。さらに4番の李大浩は、安藤の渾身のインコースへのストレートを詰まりながらセンターへはじき返し、この回3点を追加して、5対0と大きくリードする。
ソフトバンクの先発、大隣は初回から落差の大きいチェンジアップを武器に阪神打線を手玉にとり、7回3安打6奪三振無失点と文句なしの内容だった。
阪神は9回、サファテから1点を奪うのがやっと。第2戦に続き、ホークスが連勝。2勝1敗とした。
明日の先発は、ホークスは中田、タイガースは岩田と発表されている。