二刀流・大谷翔平は何位? 2021年MLBア・リーグ各部門のランキングトップ10は?<打者大谷編>
2021/10/18
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ゾーン別打率
ゾーン別打率を見ると、今季の大谷は、インコースのベルト付近から低めを最も得意とし、真ん中からやや高めに入ったボールも高確率で仕留めていた。一方で、ストライクゾーンの中では真ん中低めをややウィークポイントとしていた。
球種別打率<
球種別打率を見ると、今季の大谷は、フォーシームなど速球系のボールで打率.281、2長打率.632と強さを見せた。一方でカーブなどのブレーキングボール、チェンジアップなどのオフスピードピッチに対してもまずまずの長打率を残したが、ともに打率.233とやや確実性を欠いていた。
ファストボール(49.4%):打率.281(253打数71安打)、24本塁打、83三振、長打率.632
ブレーキングボール(31.7%):打率.233(180打数42安打)、15本塁打、72三振、長打率.572
オフスピードピッチ(18.9%):打率.233(103打数24安打)、7本塁打、34三振、長打率.524
左右別相性
左右別相性を見ると、今季の大谷は、左投手から好成績を残していたことがわかる。一方で右投手に対しては、高い出塁率をマーク。特にシーズン終盤には勝負を避けられる場面も多かったが、冷静にボールを見極め、多くの四球を選んでいた。
対左投手:打率.263(198打数52安打)、18本塁打、34打点、23四球、69三振、OPS.980(出塁率.344+長打率.636)
対右投手:打率.254(339打数86安打)、28本塁打、66打点、73四球、120三振、OPS.954(出塁率.388+長打率.566)
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