2020/03/30
104.3マイル(約167.8キロ)。昨季MLBで投じられた最速のボールだ(セントルイス・カージナルスの23歳ジョーダン・ヒックス投手が記録)。ヒックスのようなリリーフだけでなく先発投手も直球の高速化はとどまることを知らない。公式サイト『MLB.com』は29日(日本時間30日)、「MLBでもっともえげつない速球」と題した記事を掲載した。 1.ジョシュ・ヘイダー投手(ミルウォーキー・ブリュワーズ) 4シーム 被打率:.167 平均球速:95.5マイル(約154キロ) 平均回転数:2123/分 まずはブリュワーズのリリーフの要、ヘイダーの直球だ。特徴的なフォーム ... 続きを見る
2019/06/25
今季は驚異の平均164キロ セントルイス・カージナルスのジョーダン・ヒックス投手が右肘靭帯を損傷していることが分かった。米公式サイト『MLB.com』が24日(日本時間25日)、伝えている。 ニューヨーク・ヤンキースのアロルディス・チャップマン投手と並ぶ速球派として活躍するヒックス。これまでには105マイル(約169キロ)を計測したこともあるが、その豪速球が身体に相当な負担をかけていたのかもしれない。 ヒックスは22日(同23日)のロサンゼルス・エンゼルス戦に登板。8回から登板すると9回のマウンドにも上がったが、2死を獲ったところでヤディアー・モリーナ捕手がヒ ... 続きを見る
2019/05/01
将来を担う25歳が競演、ともに持ち味発揮 ニューヨークの本拠地シティ・フィールドで4月26(日本時間27日)から28日(同29日)に行われたミルウォーキー・ブリュワーズ対ニューヨーク・メッツの3連戦シリーズの第2、3戦で、驚異的な奪三振率を誇る両チームのクローザーが圧巻のパフォーマンスを見せた。 27日(日本時間28日)の土曜日、8回裏に2点をリードしながら無死一、二塁という大ピンチ場面にブリュワーズのジョシュ・ヘイダー投手が急遽登板。同点のランナーを背負ったヘイダーは後続を3者連続の空振り三振に切って取った。 続く9回もマウンドに上がったヘイダーの勢いはさら ... 続きを見る
2019/04/01
ミルウォーキー・ブリュワーズは3月31日(日本時間4月1日)、セントルイス・カージナルスと対戦。クリスチャン・イェリッチ外野手が開幕戦から4試合連続となる本塁打を放った他、9回裏にはサヨナラ2点適時二塁打を放つ大活躍を見せた。開幕から4試合連続本塁打はMLB史上6人目。 初回、「2番・右翼」のイェリッチの第一打席。1死無走者から高めの速球を弾き返し、右中間スタンドに飛び込む先制の本塁打とした。これで4試合連続本塁打となり、勢いに乗りたい場面だったが、その後はブリュワーズ打線が沈黙。 4回に2点を失い、さらに5回には、カージナルス新加入のポール・ゴールドシュミッ ... 続きを見る
2018/08/23
ニューヨーク・ヤンキースのアロルディス・チャップマン、セントルイス・カージナルスのジョーダン・ヒックスが双璧をなすMLB球速ランキング。シーズン終盤に差し掛かり、ここにきて2投手の間に割って入る第3の新星が現れた。 マーリンズ・ゲレーロ、武器は長身から繰り出す速球 MLB公式高度解析ツール「スタットキャスト」の球速ランキングは、シーズンごとの最速50球を発表している。システムが導入された2015年から昨季までは、チャップマンがトップの座を守ってきた。今年になって新人リリーフ投手のヒックスが登場。チャップマンが持つギネス認定世界記録に並ぶ169.1キロをたたき出し、今季トップの ... 続きを見る
2018/05/21
今季最速トップ5独占! セントルイス・カージナルスのジョーダン・ヒックス投手が20日(日本時間21日)、本拠地ブッシュ・スタジアムで行われたフィラデルフィア・フィリーズ戦にリリーフ登板し、今季MLB最速となる105マイル(約169キロ)を計測した。 先発ジャック・フラハティ投手の後を受けて、5-1とリードした8回2死一塁の場面で登板したルーキーのヒックス。この回を無失点で切り抜けると、続く9回2死走者なしで3番オデュベル・ヘレーラ外野手を打席に迎え、その初球に投じたシンカーで104.2マイル(約168キロ)を計測。見逃して1ストライクとした後、2球目は外に外れるシンカーを投げ ... 続きを見る
2018/05/11
アメリカン・リーグ東地区の首位に立つニューヨーク・ヤンキースは9日(日本時間10日)現在、直近18試合で17勝と快進撃を続けている。開幕直後はやや低調だったクローザーのアロルディス・チャップマン投手もMLB史上最速169キロの本領を徐々に発揮。昨季まで不動のトップの座を守ってきたメジャー球速ランキングで、今季ここまで1位に返り咲いた。 メジャー公式高精度解析ツール『Statcast』の速球部門において、9日時点での今季メジャーリーグ最速は、チャップマンが5月8日のボストン・レッドソックス戦で投じた103.3マイル(約166キロ)。このボールはデッドボールとなり、166キロをぶ ... 続きを見る
2018/05/02
MLB公式データ解析ツール「Statcast」の速球部門において、4月30日(日本時間5月1日)現在、球速ランキングの上位50球はたった4投手が名を連ねている。速球部門には、球速のほかに「体感速度」「回転数」の項目があり、この指標を比べると、それぞれの特徴が見えてくる。... 続きを見る
2018/04/21
チャップマンを超える新星・ヒックスとは 2018年シーズンが開幕して3週間が経過した。メジャーリーグ全球場に2015年に導入された高精度データ解析ツール「Statcast」において、これまでニューヨーク・ヤンキースのクローザーであるアロルディス・チャップマン投手の独壇場だった速球部門にある異変が起きている。 「Statcast」速球部門の今季最高速度の上位9位にはチャップマンではない、見慣れない名前が並ぶ。 ――ジョーダン・ヒックス。 4月20日(日本時間21日)現在、今シーズンの最高速度の1~9位がヒックス、10位にようやくチャップマンの名前 ... 続きを見る