タグ:甲子園の記事一覧
2018/08/05
エース奥川が150キロ計測「指のかかりなどは改善の余地」 <第1日 第1試合 1回戦 ○星稜9―4藤蔭●> 第100回全国高校野球選手権記念大会が5日、阪神甲子園球場で開幕。開幕戦となった第1試合では、星稜(石川)が藤蔭(大分)を9-4で下して2回戦進出を決めた。 2年ぶり出場の星稜と28年ぶり出場の藤蔭による開幕戦は、星稜のOBである松井秀喜さんが始球式を務め、夏の熱戦の火ぶたが切って落とされた。 試合は初回、後攻の星稜が無死満塁から4番の南保良太郎(3年)の併殺打の間に1点を先制。そして同点の3回にも主将の竹谷理央(3年)のタイムリー安打など ... 続きを見る
2018/08/05
<第1日 第1試合 1回戦 ○星稜9―4藤蔭●> 第100回全国高校野球選手権記念大会が5日、阪神甲子園球場で開幕。開幕戦となった第1試合では、星稜(石川)が藤蔭(大分)を破って2回戦進出を決めた。 2年ぶり出場の星稜と28年ぶり出場の藤蔭による開幕戦では、星稜のOBで、プロ野球の読売ジャイアンツ、メジャーリーグのニューヨーク・ヤンキースなどで活躍した松井秀喜さんが始球式を務めた。 試合は初回、後攻の星稜が無死満塁から4番の南保良太郎(3年)の併殺打の間に1点を先制。一方の藤蔭も、直後2回の攻撃で1死二塁から武井政晶(3年)がタイムリー安打を放っ ... 続きを見る
2018/08/03
全国高校野球選手権の代表校56校が出そろい、組み合わせが決まった。今年は第100回大会とあって例年以上に注目を浴びている。地方大会は記録的な猛暑もあり、大会の進め方などが議論された。これから開催される「夏の甲子園」の在り方について考えたい。... 続きを見る
2018/08/02
第100回全国高校野球選手権記念大会は8月5日、阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)で開幕する。100回の節目を記念し、全国47都道府県から史上最多の56校が出場。深紅の優勝旗をかけて17日間の熱闘に臨む。 今年は、例年2校が出場する北海道と東京に加え、埼玉、千葉、神奈川、愛知、大阪、兵庫、福岡の7府県も2校が代表となる。 【図表】第100回全国高校野球選手権記念大会<出場校一覧>... 続きを見る
2018/08/02
第100回全国高校野球選手権記念大会(5日開幕、阪神甲子園球場)の組み合わせ抽選会が2日、大阪市内で行われ、浦和学院(南埼玉)が初戦で仙台育英(宮城)と対戦することになった。 先に浦和学院が第8日の第2試合のカードを引き、後から仙台育英との対戦が決まると、会場内からは「おぉ」とどよめきが起こった。 2013年の第95回大会で、浦和学院は1回戦で仙台育英と対戦している。当時1回戦屈指のカードとして注目された試合は、センバツ覇者・浦和学院の2年生エース、小島和哉投手が先発登板。小島は10失点を喫するも、8回には無死満塁から圧巻の3者連続三振を奪う力投を見せた。 & ... 続きを見る
2018/08/02
阪神甲子園球場で5日に開幕する第100回全国高等学校野球選手権記念大会の組み合わせ抽選会が2日、大阪市内で行われた。 史上初となる2度の春夏連覇を目指す大阪桐蔭(北大阪)は、2日目の第2試合で作新学院(栃木)と対戦が決まった。 昨年夏の優勝校である花咲徳栄(北埼玉)は4日目の第4試合で鳴門(徳島)と激突し、史上7校目の夏連覇を目指す。 開幕は5日の10時30分から、藤蔭(大分)と星稜(石川)のカードで幕が開ける。開幕戦の始球式は星稜OBの松井秀喜氏が務める予定となっており、注目を集める結果となった。 今大会は100回の節目を記念し、 ... 続きを見る
2018/08/02
第100回全国高校野球選手権記念大会が8月5日、阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)で開幕する。10年ごとの節目には、次代をつくるドラマが生まれる。2008年の第90回大会は、今夏の優勝候補筆頭に挙がる大阪桐蔭が17年ぶりに優勝を飾った年だった。... 続きを見る
2018/08/02
第100回全国高校野球選手権記念大会の組み合わせ抽選会は2日午後4時から、大阪市のフェスティバルホールで開かれる。 今夏の記念大会は史上最多の56代表が参加。例年2校が出場する北海道と東京に加え、埼玉、千葉、神奈川、愛知、大阪、兵庫、福岡の7府県から2校が代表となった。 史上初の2度目の春夏連覇を狙う大阪桐蔭(北大阪)、昨季王者で2連覇を目指す花咲徳栄(北埼玉)、12年連続出場の聖光学院(福島)など常連校が名を連ねた。初出場は中央学院(西千葉)、白山(三重)、明石商(西兵庫)、奈良大付(奈良)、折尾愛真(北福岡)、沖学園(南福岡)の6校となる。 ... 続きを見る
2018/07/30
第100回全国高校野球選手権記念大会は30日、西東京など地方大会4大会の決勝戦が行われ、日大三、大阪桐蔭などが優勝。これで出場全56校が出揃った。 西東京大会は、日大三が3-3と同点の9回、4番の大塚晃平が、それまで力投を続けていた日大鶴ケ丘の勝又温史から劇的なサヨナラ2ラン本塁打を放って5-3で勝利。 北神奈川大会は、慶応が序盤から得点を重ね試合を優位に運び、8回に4点を返し猛追した桐光学園を7-5で振り切った。 岡山大会は、創志学園が初回に2点を先制後、先発した西純矢が1度もリードを許すことなく完投。10-2で勝利し、岡山学芸館を退けた。 ... 続きを見る
2018/07/30
第100回全国高校野球選手権記念大会西東京大会は30日、明治神宮野球場で決勝戦が行われ、日大三が日大鶴ケ丘を5-3で制して優勝、5年ぶり17回目の夏の甲子園出場を決めた。 日大三は初回に2点を先制したが、直後に日大鶴ケ丘が2点を取り返し同点。その後1点ずつを取り合い、日大三の中村奎太と河村唯人、そして日大鶴ケ丘の勝又温史による息詰まる投手戦は、8回まで3-3の同点で9回に突入した。 そして、9回裏の日大三の攻撃、走者1人を置いて打席に立ったのは4番の大塚晃平。大塚は、勝又のこの日154球目を捉えると、打球は大きな放物線を描いてレフトスタンドに飛び込むサヨナラ2 ... 続きを見る
2018/07/29
第100回全国高校野球選手権記念大会は29日、地方大会2大会で決勝が行われた。横浜(南神奈川)が3年連続18回目、二松学舎大付(東東京)が2年連続3回目となる夏の甲子園への切符を手にした。 南神奈川大会決勝は、横浜が初回に2点を先制し、3回にも3点を追加するなど、終始試合をリードした。対する鎌倉学園は7-0から9回に3点を追い上げたが、反撃及ばなかった。 東東京大会は、2年連続出場を目指す二松学舎大付と初優勝を狙う小山台が対決。小山台が1-1の同点から4回に2得点でリードしたが、直後の裏に二松学舎大付に1点を返され、5回に逆転を許した。勢いに乗った二松学舎大付 ... 続きを見る
2018/07/28
第100回全国高校野球選手権記念大会の地方大会が28日、7会場で決勝戦が行われ、仙台育英(宮城)、広陵(広島)など7校が甲子園への切符をつかんだ。 この日決勝戦が行われた地方大会は、宮城、西愛知、滋賀、南大阪、東兵庫、奈良、広島の7地区。なお関東の決勝2試合、西東京大会の日大鶴ヶ丘対日大三と南神奈川大会の鎌倉学園対横浜は中止となった。 28日に甲子園への切符を獲得した高校は以下の通り。 宮城 仙台育英(2年連続27回目) 西愛知 愛工大名電(5年ぶり12回目) 滋賀 近江(2年ぶり13回目) 南大阪 近大 ... 続きを見る
2018/07/27
第100回全国高校野球選手権記念大会の地方大会決勝が27日、5会場で行われ、常葉大菊川(静岡)、明石商(西兵庫)ら5校が代表の座をつかんだ。 静岡大会決勝は、77年ぶりの出場を目指す島田商と準々決勝、準決勝を連続で完封勝ちしてきた常葉大菊川が対決。5-5の同点で迎えた9回裏、常葉大菊川が2死満塁から内野安打でサヨナラ勝ち。2年ぶり6度目の夏切符を手にした。 西兵庫大会決勝は、明石商が姫路工を6-3で破り、甲子園初出場を決めた。 27日に決まった代表校は以下の通り。 静岡 常葉大菊川(2年ぶり6回目) 東愛知 愛産大三河(22 ... 続きを見る
2018/07/27
第100回全国高校野球選手権記念大会の地方大会が27日、全国各地で行われた。北大阪大会準決勝では、史上初の2度目の春夏連覇を目指す大阪桐蔭と2年ぶりの選手権を目指す履正社が激突。6-4で大阪桐蔭が死闘を制した。 昨春の選抜大会決勝、昨夏の大阪大会準決勝、昨秋の付大会決勝でも対戦した両校。いずれも大阪桐蔭に軍配が上がり、雪辱を果たしたい履正社との注目の一戦となった。 試合は大阪桐蔭・根尾、履正社・浜内の両先発が好投。6回まで両者無得点の息詰まる展開となった。 均衡が破れたのは7回だった。この回先頭の4番・藤原が右翼への三塁打を放つと、続く根尾が適 ... 続きを見る
2018/07/26
第100回全国高校野球選手権記念大会の地方大会決勝が26日、6会場で行われ、中央学院(西千葉)、龍谷大平安(京都)ら6校が甲子園への切符を手にした。 西千葉大会決勝は、夏の甲子園初出場をかけて中央学院と東京学館浦安が対戦。中央学院は1-1で迎えた4回、4番大谷に勝ち越し弾が生まれた。5回以降もリードを続けて6-2で勝利し、初の代表の座をつかんだ。 京都大会決勝は、甲子園常連の龍谷大平安が立命館宇治に11-0と圧勝。4年ぶりの甲子園出場を決めた。 26日に決まった代表校は以下の通り。 西千葉 中央学院(初出場) 京都 龍谷大平 ... 続きを見る
2018/07/25
第100回全国高校野球選手権記念大会の地方大会決勝が25日、12会場で行われ、羽黒(山形)、木更津総合(東千葉)、星稜(石川)など12校が甲子園出場を決めた。 ノーシードの公立校同士の対戦となった三重大会決勝は、白山が松阪商を8-2で下し、初の甲子園への切符を手にした。山形大会決勝は羽黒と鶴岡東が激突。延長11回の末、羽黒にサヨナラ本塁打が飛び出し、5-4で劇的勝利を飾った。 25日に決まった代表校は以下の通り。 山形 羽黒(15年ぶり2回目) 茨城 土浦日大(2年連続4回目) 群馬 前橋育英(3年連続4回目) 東千葉 木更津総合( ... 続きを見る
2018/07/24
第100回全国高校野球選手権記念大会の地方大会決勝が24日、5会場で行われ、昨夏の王者・花咲徳栄(北埼玉)、初出場となる沖学園(南福岡)など5校が甲子園への切符をつかんだ。 この日は秋田、北埼玉、新潟、富山、南福岡の5大会で決勝が行われた。南福岡大会は、過去に3度福岡大会決勝で敗れた沖学園が九産大九州を1-0で破り、悲願の夏の選手権出場を決めた。 24日に決まった代表校は以下の通り。 秋田 金足農(11年ぶり6回目) 北埼玉 花咲徳栄(4年連続6回目) 新潟 中越(2年ぶり11回目) 富山 高岡商(2年連続19回目) 南福岡 沖学園(初出場 ... 続きを見る
2017/09/11
○侍ジャパン 8-1 カナダ● 侍ジャパンU-18代表は、10日(日本時間11日)にカナダ・サンダーベイで行われている「第28回WBSC U-18 ベースボールワールドカップ」の3位決定戦でカナダ代表と対戦。侍ジャパンは8-1で快勝し、3位で大会を終えた。 前日の試合で韓国に敗れ、初優勝とはならなかった侍ジャパンだったが、この日は3回に相手のミスなどで4点を先制すると、4回にも藤原(大阪桐蔭)、安田(履正社)の適時打で2点を追加。序盤で6-0とリードする。 投げては三浦(福岡大大濠)が好投。4回に初安打を打たれるも、6回までにわずか1安打投球。7 ... 続きを見る
2017/09/08
○侍ジャパン 4X-3 オーストラリア●(延長11回) 侍ジャパンU-18代表は、7日(日本時間7日~8日未明)にカナダ・サンダーベイで行われている「第28回WBSC U-18 ベースボールワールドカップ」のスーパーラウンド第1戦でオーストラリア代表と対戦。侍ジャパンは延長11回タイブレークで4-3でオーストラリア代表をサヨナラ勝利で破った。 侍ジャパンの先発は今夏の甲子園の1回戦の広陵戦で中京大中京の先発として好投した磯村。磯村は初回走者を出すも粘りの投球でオーストラリア打線を抑える。すると、侍ジャパンはその裏にチャンスを作り、櫻井(日大三)の適時打で先制。さ ... 続きを見る
2017/09/04
○侍ジャパン 7-2 キューバ● 侍ジャパンU-18代表は、3日(日本時間4日)にカナダ・サンダーベイで行われている「第28回WBSC U-18ベースボールワールドカップ」の第3戦で全勝のキューバ代表を、7-2で下し、オープニングラウンドの成績を2勝1敗とした。 侍ジャパンは初回に藤原(大阪桐蔭)の二塁打でチャンスを作ると、相手バッテリーミスで1点を先制。さらにチャンスから清宮の犠飛でキューバ相手に先行する。 侍ジャパンの先発は木更津総合の山下。3回に2点を失うが、6回途中までに7三振を奪い、キューバ打線を抑える。 3回裏には無 ... 続きを見る
2017/09/01
今夏の甲子園でブレークを果たした広陵・中村奨成捕手。きょう9月1日に開幕する「第28回WBSC U-18ベースボールワールドカップ」の代表メンバーにも召集され、さらなる活躍に期待が高まる。... 続きを見る
2017/08/24
花咲徳栄は、埼玉県勢として初めて夏の甲子園優勝を果たした。チームを率いたのは、今大会で9回目の甲子園出場となった岩井隆監督だ。強力打線と安定した投手陣を育て上げ、中里浩章氏の著書『高校野球 埼玉を戦う監督たち』からは、高校野球の監督と教育者としてのバランスの良さがうかがえる。取材は2017年1月。... 続きを見る
2017/08/23
第99回全国高校野球選手権大会は23日の決勝で花咲徳栄(埼玉)が広陵(広島)を14―4で破り、悲願の初優勝を果たした。この大会で一躍高校球界のトップスターに躍り出たのが広陵の中村奨成捕手だ。準決勝では清原和博氏(PL学園)が85年に作った記録を更新する1大会6本塁打を記録。類い稀な打撃センスと、超高校級の守備力で今秋のドラフト会議でも注目の存在となっている。 決勝戦では本塁打こそ出なかったものの、5打数3安打2二塁打で水口栄二氏(松山商)が1986年に記録した大会最多安打記録である19本に並んだ。 さらに塁打数は従来の記録であった河合完治氏(中京大中京)の09 ... 続きを見る
2017/08/23
〇花咲徳栄 14-4 広陵● 第99回全国高校野球選手権大会の第14日(23日・甲子園球場)に行われた決勝戦は、花咲徳栄(埼玉)が広陵(広島)を14-4で圧倒し、春夏通じての初優勝を飾った。また、埼玉県勢としても夏の制覇は史上初。花咲徳栄が高校野球の歴史を塗り替えた。 初優勝を狙う両軍の対決。初回からゲームは動く。1回表に太刀岡、千丸の連打で無死二三塁とすると、3番・西川が中前に落ちる2点適時打で花咲徳栄が先制する。その裏に広陵は吉岡、中村の連打でチャンスを作るも、綱脇が粘りの投球で反撃を許さず。 しかし、広陵は2回に平元が自らを援護する一塁線を ... 続きを見る
2017/08/23
3年連続出場の花咲徳栄は1回戦から3回戦まで、序盤に驚異的な得点力を発揮した。1回戦の開星戦では3回までに5点を先取、2回戦の日本航空石川戦では1回に5点、3回戦の前橋育英では1回に4点といった具合だ。 “序盤力”を生み出す要因は、打順にある。通常、高校野球などでは2番打者に小技に長けた「つなぎの打者」を置くケースが多いが、花咲徳栄は旧チームで1番打者だった千丸剛を起用し、攻撃的な打線を組んでいる。 その千丸とドラフト候補の3番・西川愛也、2年生4番・野村佑希の破壊力に加え、準々決勝からは高井悠太郎、小川恩など下位打線にも穴がない。どこからでも得点が奪えるのが ... 続きを見る
2017/08/23
10年前の夏、あと一歩のところで優勝を逃した広陵は、2007年以来の決勝進出だ。当時、8回まで4-1とリードしながら、佐賀北の反撃により4-5の逆転負けを喫した。甲子園全体が佐賀北を応援し、審判のジャッジも揺れるなど、物議を醸した決勝戦だった。あれから10年、再び優勝をかけた舞台に立つとは、何ともロマンがある。 そんな広陵の顔は、大会前に「小林2世」と呼ばれた中村奨成捕手。スローイングの速さから先輩・小林誠司捕手(巨人)になぞらえられた。しかし、大会が始まると、初戦の中京大中京戦の2本塁打に始まり準決勝までに6本塁打を記録。それまで清原和博氏が持っていた1大会の本塁打記録を塗 ... 続きを見る
2017/08/23
第99回全国高校野球選手権大会は23日、決勝戦が行われる。10年ぶりに決勝進出を果たした広陵(広島)と県勢初優勝をかけた花咲徳栄(埼玉)が、この夏最後の火花を散らす。勝敗の鍵を握るのは…?... 続きを見る
2017/08/23
千葉県内で行われている野球U-18代表の合宿に参加している清宮幸太郎内野手(早実・3年)は22日、同じく代表選手の広陵・中村奨成捕手が甲子園1大会6本塁打の新記録を達成したことを受け、「ジャパンの余力を残しながら、(決勝で)燃え尽きてほしい」と23日の決勝戦に向けてエールを送った。 中村は甲子園大会終了後の24日以降に合流する見通し。清宮は「早くこっちに来てほしい」と本音をポロリ。しかし、「仲間なのでばんばん打ってほしい」と期待を込めた。... 続きを見る
2017/08/22
〇花咲徳栄 9-6 東海大菅生● 第99回全国高校野球選手権大会の第13日(22日、甲子園球場)の準決勝第2試合は、花咲徳栄(埼玉)が東海大菅生(西東京)の関東勢対決を延長11回で9-6で制し、初の決勝進出。埼玉県勢としては24年ぶりの決勝進出を果たした。 初回に2死二三塁から東海大菅生の田中が相手バッテリーの一瞬の隙を突き、暴投の間に本塁を踏み先制をすると、さらに千丸の失策で2点目を追加する。花咲徳栄にとっては今大会で初のリードを許す展開となった。 2回表に花咲徳栄は1点を返すが、その裏に松本が前進守備を破る中前適時打で3点目を加え東海大菅生が ... 続きを見る
2017/08/22
第99回全国高校野球選手権大会の第13日(22日・甲子園球場)の第1試合で、広陵(広島)の中村奨成捕手が初回にバックスクリーンに2ラン本塁打を放ち、85年に清原和博氏(PL学園)が記録した1大会5本塁打の記録に並んだ。 初回に走者を二塁に置いて、中村は天理の碓井涼の初球をとらえ、バックスクリーンへ一発を放った。1大会5本塁打は清原和博氏以来、32年ぶり2人目の記録となった。... 続きを見る
2017/08/20
〇花咲徳栄 10-1 盛岡大付● 第99回全国高校野球選手権大会の第12日(20日・甲子園球場)の第4試合は、花咲徳栄が盛岡大付を10-1で下した。春の選抜高校野球大会では浦和学院が2013年に優勝を果たしているが、夏の大会では、埼玉県勢のベスト4は1993年の春日部共栄以来24年ぶりとなり、花咲徳栄のベスト4は同校史上初となった。 2回表、花咲徳栄は野村のソロ本塁打で1点を先制。しかし、その直後の2回裏に先発・綱脇が籔内に適時二塁打を浴び同点に追いつかれる。 試合を振り出しに戻された花咲徳栄だったが、3回以降に打線が小刻みに得点を奪った。 &n ... 続きを見る
2017/08/20
〇広陵 10-4 仙台育英● 第99回全国高校野球選手権大会の第12日(20日・甲子園球場)の第3試合は、仙台育英(宮城)が広陵(広島)を10-4で下した。広陵のベスト4進出は、佐賀北高校との激戦を繰り広げ準優勝となった2007年以来となる。 試合は、広陵が小刻みに得点を重ね大量リードを奪った。 初回、広陵は一死から吉岡の四球・中村が二塁打で2・3塁のチャンスを作ると、加川の犠飛・佐川の暴投・大橋の適時打で3点を先制。3回には、中村の安打・盗塁でチャンスを作ると、大橋・松岡・丸山が連続で適時打を放ち3点を追加。 その後、7回には平 ... 続きを見る
2017/08/20
〇天理 13-9 明豊● 第99回全国高校野球選手権大会の第12日(20日・甲子園球場)の第2試合は、天理(奈良)が明豊(大分)を13-9で下して準決勝進出を決めた。 奈良県代表のベスト4進出は1995年の智弁学園以来となる22年ぶりの快挙となった。また、天理のベスト4進出は甲子園優勝を果たした1990年以来となる。 初回、天理は先頭の宮崎の二塁内野安打・杉下の右前安打・神野の四球で一死満塁のチャンスを作ると、森本の適時打で2点を先制。そして、続く安原がスライダーをバックスクリーンに運び3点を追加。その後、続く山口も真ん中に甘く入った変化球を左翼 ... 続きを見る
2017/08/20
〇東海大菅生 9-1 三本松● 第99回全国高校野球選手権大会の第12日(20日・甲子園球場)の第1試合は、東海大菅生(西東京)が三本松(香川)を9-1で下し、初のベスト4進出を果たした。 今日も東海大菅生打線が爆発し、ベスト8で唯一の公立高校となった三本松に襲い掛かった。 初回、東海大菅生は一死から松井が安打を放ち出塁すると、今大会打撃絶好調の小玉が右翼スタンドに本塁打を放ち、2点を先制。その後も片山の二塁打・奥村の右飛で二死3塁のチャンスを作ると、佐藤の適時二塁打で3点目を加えた。 3回には一死から片山が三塁打を放ち再び好機を ... 続きを見る
2017/08/20
遊ゴロで終わりか――。甲子園にいた4万2千人の誰しもがそう思った。 史上初の2度目の春夏連覇を目指す大阪桐蔭(大阪)と仙台育英(宮城)の対決は、劇的な幕切れとなった。 1点リードで迎えた9回裏。2死一二塁、大阪桐蔭の守備にわずかなほころびが生まれた。遊ゴロかと思われた打球が、一塁手の足がベースから離れていたため、セーフ。流れは一気に仙台育英に傾き、2点適時二塁打を許してサヨナラ負けを喫した。 目前に迫った勝利を逃し、西谷浩一監督は「夏の日本一だけを目指してやってきた。接戦を勝たしてやれないのは監督の力不足だった」と無念さを口にした。   ... 続きを見る
2017/08/19
〇仙台育英 2-1 大阪桐蔭● 第99回全国高校野球選手権大会の第11日(19日、甲子園球場)の第4試合は、仙台育英(宮城)が大阪桐蔭(大阪)に2-1でサヨナラ勝利。ベスト8に進出した。 2回戦をロースコアの投手戦で制した両軍の戦いは、大阪桐蔭の先発柿木、仙台育英の先発長谷川の両投手が素晴らしい投球を披露する。 3回裏に仙台育英はこの日初のチャンスを作るが、鈴木が内野に打ち上げる。しかし、三塁手と二塁手が捕球の際にぶつかり、ボールが弾かれるも、遊撃手の泉口が地面に落ちる前に捕球する珍プレーで仙台育英は先制ならず。 試合は、両投手好 ... 続きを見る
2017/08/19
〇広陵 6-4 聖光学院● 第99回全国高校野球選手権大会の第11日(19日、甲子園球場)の第3試合では、9回にプロ注目の中村の2ランで勝ち越した広陵(広島)が聖光学院(福島)に6-4で勝利。10年ぶりの8強入りを果たした。 試合は初回から動く。3番・瀬川のソロ本塁打で聖光学院が広陵のエース平元から先制。しかし、2回表には丸山と高田の適時打で広陵がすぐに逆転に成功する。 聖光学院は先発の平野が3回2失点。2番手の堀田が2回無失点の好投。すると5回裏に佐藤晃が左翼へソロ本塁打で同点に追いつくと、さらにチャンスを作り矢吹が低めのボール球を上手い打撃で ... 続きを見る
2017/08/19
〇花咲徳栄 10-4 前橋育英● 第99回全国高校野球選手権大会の第11日(19日、甲子園球場)の第2試合では、花咲徳栄(埼玉)が前橋育英(群馬)に10-4で勝利。2年ぶりの8強入りを果たした。 2試合で18得点と打線が好調の花咲徳栄打線が初回から前橋育英に襲いかかる。千丸が二塁打で出塁すると、西川の三塁打、野村の二塁打などでいきなり4点を先制する。 前橋育英も初回と2回に1点ずつを返すが、3回に花咲徳栄は綱脇の適時打で1点を返す。さらに4回にも西川の2点適時打で、この日7点目。 花咲徳栄先発の綱脇は、走者を出すも得点を与えない粘 ... 続きを見る
2017/08/19
〇盛岡大付 12-7 済美● 第99回全国高校野球選手権大会の第11日(19日、甲子園球場)の第1試合では、両校に満塁本塁打が飛び出す熱戦の末に、延長10回で盛岡大付(岩手)が済美(愛媛)に12-7で勝利。初の8強入りを果たした。 強打が自慢の両チームの対戦は、2回に済美の影山の左中間を破る2点適時打を放ち先制。しかし、3回表には相手のミスで盛岡大付が1点を返す。 ゲームが激しく動いたのは5回。連打で植田が適時打を放ち盛岡大付が同点とすると、満塁から小林が左中間スタンドに満塁本塁打。この回一気に5点を加え、済美を突き放す。 し ... 続きを見る
2017/08/18
〇三本松 5-2 二松学舎大付● 第99回全国高校野球選手権大会の第10日(18日、甲子園球場)の第2試合は、三本松(香川)が二松学舎大付(東東京)を5-2で破り、通算4度目の甲子園出場で初の8強進出を決めた。完投したエース佐藤圭悟は、わずか87球で粘る相手打線を抑えた。 試合は4回まで互いに無得点。三本松は5回表に先頭・大久保が二塁打、多田の犠打によって一死三塁のチャンスを作った。続く佐藤のバントが三塁手の失策を誘い、1点を先制した。 さらに6回表、渡辺が右翼への二塁打を放ち、犠打で確実に塁を進めた。8番・下地の適時打で2点目を挙げた。 &nb ... 続きを見る
2017/08/18
〇天理 2―1 神戸国際大付● 第99回全国高校野球選手権大会の第10日(18日、甲子園球場)の第1試合は、天理(奈良)が神戸国際大付(兵庫)を延長戦の末2―1で下し、8強進出を決めた。 天理が2回表に森本の左翼への二塁打でチャンスを作ると、死球と四球で満塁とし、パスボールの間に1点を先制した。 しかし、その裏に神戸国際大付は片岡が三塁打を放ち、野選で1点を挙げて同点に追いついた。 3回以降はともに無得点が続いた。試合が動いたかに見えたのは7回表、天理は森本の安打、安原の二塁打で勝ち越しのチャンスを迎えた。しかし、山口の三ゴロで三 ... 続きを見る
2017/08/18
完敗ですね、本当に夢のような3年間でした――。 今大会限りで退任する秀岳館(熊本)・鍛治舎巧監督の最後の夏が終わった。 2014年に監督に就任。16年春に甲子園に出場し、秀岳館を3季連続4強入りする強豪校に育て上げた。 今夏は、地方大会の途中で体調不良で入院。チームは指揮官不在のまま準決勝、決勝を戦い、磨き上げた強力打線と堅守で4季連続となる夏の切符を手にした。 この日の広陵(広島)戦では、打線が振るわず、守備のミスに泣いた。鍛治舎監督は「もっときっちり守らなければならなかった」と反省を口にしが、選手はよく頑張ったとねぎらった。 ... 続きを見る
2017/08/18
第99回全国高校野球選手権大会(甲子園球場)は18日、3回戦が始まる。1、2回戦の熱戦を制した16校が激突する。同地区同士の対決など好カードが目白押しだ。 18日の第1試合では神戸国際大付(兵庫)と天理(奈良)の近畿勢対決。第3試合は九州勢の明豊(大分)と神村学園(鹿児島)が対決。19日の第2試合では前橋育英(群馬)と花咲徳栄の関東勢が顔を合わせる。 もっとも注目したいのは関東対決だ。 3年連続出場の花咲徳栄は過去2年、同じ関東勢に敗れ、その相手はそのまま全国制覇を果たしている。「花咲徳栄に勝てば全国制覇」というジンクスもささやかれているが、裏 ... 続きを見る
2017/08/18
第99回全国高校野球選手権大会は17日、1、2回戦が終了し、ベスト16が出そろった。彦根東のサヨナラ勝ちでスタートした今大会は、2日目の第1試合で昨夏の覇者・作新学院(栃木)が敗退。2回戦では春夏3季連続4強の秀岳館(熊本)が広陵(広島)に敗れるなど、激戦が相次いだ。今大会のここまでの試合を振り返りたい。... 続きを見る
2017/08/17
第99回全国高校野球選手権大会の第9日(17日、甲子園球場)の第3試合は、仙台育英(宮城)が日本文理(新潟)を接戦の末に1-0で下し、2年ぶりの3回戦へ進出した。 試合は2回表に日本文理の永田の三遊間への当たりを仙台育英の遊撃手・西巻がダイビンクキャッチ。膝をつきながら二塁へ送球し、併殺打を完成させるスーパープレーを魅せる。 すると、その裏に仙台育英が相手のミスで一三塁とチャンスを作り、斎藤の三ゴロの間に1点を先制する。 その後は両チーム譲らぬ展開。随所でスーパープレーが飛び出し、日本文理の稲垣、仙台育英の長谷川ともに好投し、試合は後半戦に突入 ... 続きを見る
2017/08/17
第99回全国高校野球選手権大会の第9日(17日、甲子園球場)の第2試合は、大阪桐蔭(大阪)が智弁和歌山(和歌山)を接戦の末に2-1で下し、3回戦へ進出した。 1回戦に6点差を逆転して勝利した智弁和歌山と、米子松蔭に完勝した大阪桐蔭の一戦は、初回に大阪桐蔭の根尾の適時打で1点を先制する。 大阪桐蔭の徳山、智弁和歌山の黒原の好投が続いた試合は、4回に智弁和歌山の冨田の三遊間を破る適時打で同点。さらに満塁と攻め立てるが、ここは徳山の粘り勝ち。勝ち越しを許さなかった。 その後試合は、両軍の好守備や走塁ミスなども絡み、得点が入らず、1-1の接戦が続く。 ... 続きを見る
2017/08/17
第99回全国高校野球選手権大会の第9日(17日、甲子園球場)の第1試合は、広陵(広島)が先発平元の快投、ドラ1候補の3番・中村の3安打1本塁打の活躍などで、秀岳館(熊本)を6-1で破り、3回戦へ進出した。 広陵は中京大中京を、秀岳館は横浜を倒し、1回戦の“死の4日目”を勝ち抜いて勢いに乗っている両校の試合は、広陵の平元、秀岳館の川端の両先発が好投。3回まで無失点投球を続ける。 4回表に広陵は中村の安打からチャンスを作ると、相手のバッテリーのミスで1点を先制する。 秀岳館は5回裏に幸地の左翼スタンドへのソロ本塁打で同点とする。 広 ... 続きを見る
2017/08/16
◯聖光学院 5-4 聖心ウルスラ● 第99回全国高校野球選手権大会の第8日(16日、甲子園球場)の第4試合は、聖光学院(福島)が終盤までもつれる接戦の末に聖心ウルスラ(宮崎)を5-4で破り、3回戦へ進出した。 聖心ウルスラ(カトリック系)と聖光学院(プロテスタント系)の対戦となった一戦は、マルティン・ルターがローマ教会に抗議し、ヴィッテンベルクの教会に95ヶ条の論題を発表した「宗教改革」から今年で500年という歴史からもSNS上では「聖戦」として注目を集めていた試合だ。 2回表に聖心ウルスラが6番・柳田、9番でエースの戸郷の適時打で3点を先制。し ... 続きを見る
2017/08/16
◯花咲徳栄 9-3 日本航空石川● 第99回全国高校野球選手権大会の第8日(16日、甲子園球場)の第3試合は、花咲徳栄(埼玉)が初回と最終回に得点を集め、日本航空石川(石川)を9-3で破った。 1回戦で開星(島根)に15安打で9得点を集め快勝した花咲徳栄は、初回から打線が日本航空石川の先発佐渡の制球難を攻め立て、打者10人でいきなり5点を先制する。 花咲徳栄の先発の綱脇は、6回まで無失点の好投。日本航空石川の佐渡も初回以降は無失点投球を続けた。 試合が動いたのは7回だ。7回表に花咲徳栄の野村が左翼へソロ本塁打を打って追加点を挙げる ... 続きを見る
2017/08/16
◯前橋育英 3-1 明徳義塾● 第99回全国高校野球選手権大会の第8日(16日、甲子園球場)の第2試合は、前橋育英(群馬)の先発皆川の快投で明徳義塾(高知)を3-1で破った。 夏の優勝経験がある両校の対決は、3回に前橋育英が丸山の安打、盗塁から戸部が中前へはじき返し、1点を先制する。 前橋育英は先発の皆川が好投。6回まで明徳義塾打線をわずか2安打に抑える投球で味方の援護を待つ。 一方の、明徳義塾先発の市川も粘りの投球。4回まで毎回ピンチを背負うが、3回の1失点のみに抑え、6回まで1失点の快投。両軍打線が相手投手を捉えきれずに試合は ... 続きを見る