タグ:高校野球の記事一覧
2017/09/09
●侍ジャパン 4-6 カナダ○ 侍ジャパンU-18代表は、8日(日本時間9日)にカナダ・サンダーベイで行われている「第28回WBSC U-18 ベースボールワールドカップ」のスーパーラウンド第2戦でカナダ代表と対戦。侍ジャパンは4-6で敗戦し、スーパーラウンドの成績を2勝2敗とした。 カナダ代表に2点の先制を許した侍ジャパンは、2回に西巻(仙台育英)の内野安打で1点を返す。 5回にはさらに1点を失ったが、その裏にはキャプテンの清宮(早稲田実)のバックスクリーンへの特大のソロ本塁打が飛び出し1点差。清宮にとっては高校通算111号の一発となった。 ... 続きを見る
2017/09/08
「第1回BFA女子野球アジアカップ」で初代王者に輝いた「侍ジャパン」女子代表(マドンナジャパン)の吉井温愛主将(履正社)と姫野真由投手(花咲徳栄)は8日、成田空港での優勝会見で、カナダで開催中のUー18野球W杯に出場している同級生、安田尚憲内野手(履正社)と清水達也投手(花咲徳栄)にエールを送った。 姫野は、大会期間中に清水の活躍をニュースで確認しており、「自分も負けていられないと思って、力に変えて頑張った」と話した。 また前日の試合でサヨナラ打を放った安田に対して、吉井主将は「同じ学校で、同じ日の丸のユニホームを着てる。お互いにいいプレーができたらいいと思っ ... 続きを見る
2017/09/08
○侍ジャパン 4X-3 オーストラリア●(延長11回) 侍ジャパンU-18代表は、7日(日本時間7日~8日未明)にカナダ・サンダーベイで行われている「第28回WBSC U-18 ベースボールワールドカップ」のスーパーラウンド第1戦でオーストラリア代表と対戦。侍ジャパンは延長11回タイブレークで4-3でオーストラリア代表をサヨナラ勝利で破った。 侍ジャパンの先発は今夏の甲子園の1回戦の広陵戦で中京大中京の先発として好投した磯村。磯村は初回走者を出すも粘りの投球でオーストラリア打線を抑える。すると、侍ジャパンはその裏にチャンスを作り、櫻井(日大三)の適時打で先制。さ ... 続きを見る
2017/09/06
〇侍ジャパン12-0南アフリカ共和国● 侍ジャパンU-18代表は、4日(日本時間5日~6日未明)にカナダ・サンダーベイで行われている「第28回WBSCベースボールワールドカップ」の第5戦で南アフリカ共和国代表を12-0で下し、今大会初となるコールド勝ちを飾った。 既にオープニングラウンドの戦績を3勝1敗としてスーパーラウンドへの進出を決めている侍ジャパンは、0勝3敗と苦しい戦いを強いられている南アフリカを投打で圧倒した。 侍ジャパンの先発は三浦銀二(福岡大大濠)。三浦は初回一死から四球で出塁を許したが、3奪三振で3アウト奪う上々の立ち上がりを見せ ... 続きを見る
2017/09/05
○侍ジャパン 3-1 オランダ● 侍ジャパンU-18代表は、5日(日本時間6日)にカナダ・サンダーベイで行われている「第28回WBSC U-18ベースボールワールドカップ」の第4戦でオランダ代表を、3-1で下し、オープニングラウンドの成績を3勝1敗として、スーパーラウンド進出が決定した。 侍ジャパンの先発は徳山(大阪桐蔭)。開幕戦のメキシコ代表との試合でも好投した徳山は、4回にオランダ代表に先制を許すも、5回を投げ打たれた安打はわずか3本。味方の逆転を待つ。 しかし、打線もオランダ代表のブレークをとらえきれず、5回には清宮(早稲田実)が、左中 ... 続きを見る
2017/09/04
○侍ジャパン 7-2 キューバ● 侍ジャパンU-18代表は、3日(日本時間4日)にカナダ・サンダーベイで行われている「第28回WBSC U-18ベースボールワールドカップ」の第3戦で全勝のキューバ代表を、7-2で下し、オープニングラウンドの成績を2勝1敗とした。 侍ジャパンは初回に藤原(大阪桐蔭)の二塁打でチャンスを作ると、相手バッテリーミスで1点を先制。さらにチャンスから清宮の犠飛でキューバ相手に先行する。 侍ジャパンの先発は木更津総合の山下。3回に2点を失うが、6回途中までに7三振を奪い、キューバ打線を抑える。 3回裏には無 ... 続きを見る
2017/09/01
第28回U-18ベースボールワールドカップがカナダのサンダーベイで1日に開幕する。今夏の甲子園で日本中を熱狂させた選手たちも数多く出場する今大会。今回は、U-18日本代表の投手陣を紹介する。 【次ページ】清水達也(花咲徳栄)... 続きを見る
2017/08/30
「第28回WBSC U18 ベースボールワールドカップ」が9月1日、カナダで開幕する。代表選手20人は国内での合宿を終えて現地へ渡った。世界一を懸けた熱戦を前に、合宿中に選手が見せたさまざまな表情を紹介する。 【次ページ】笑顔のスラッガー... 続きを見る
2017/08/24
第99回全国高校野球選手権大会は、花咲徳栄が埼玉県勢として初の優勝を飾り、幕を閉じた。大会記録を更新する68本塁打が放たれ、「打高投低」の傾向が表れた今大会だが、投球過多など高校野球の課題に一石を投じる戦略が見られた。... 続きを見る
2017/08/24
花咲徳栄は、埼玉県勢として初めて夏の甲子園優勝を果たした。チームを率いたのは、今大会で9回目の甲子園出場となった岩井隆監督だ。強力打線と安定した投手陣を育て上げ、中里浩章氏の著書『高校野球 埼玉を戦う監督たち』からは、高校野球の監督と教育者としてのバランスの良さがうかがえる。取材は2017年1月。... 続きを見る
2017/08/23
第99回全国高校野球選手権大会は23日の決勝で花咲徳栄(埼玉)が広陵(広島)を14―4で破り、悲願の初優勝を果たした。この大会で一躍高校球界のトップスターに躍り出たのが広陵の中村奨成捕手だ。準決勝では清原和博氏(PL学園)が85年に作った記録を更新する1大会6本塁打を記録。類い稀な打撃センスと、超高校級の守備力で今秋のドラフト会議でも注目の存在となっている。 決勝戦では本塁打こそ出なかったものの、5打数3安打2二塁打で水口栄二氏(松山商)が1986年に記録した大会最多安打記録である19本に並んだ。 さらに塁打数は従来の記録であった河合完治氏(中京大中京)の09 ... 続きを見る
2017/08/23
〇花咲徳栄 14-4 広陵● 第99回全国高校野球選手権大会の第14日(23日・甲子園球場)に行われた決勝戦は、花咲徳栄(埼玉)が広陵(広島)を14-4で圧倒し、春夏通じての初優勝を飾った。また、埼玉県勢としても夏の制覇は史上初。花咲徳栄が高校野球の歴史を塗り替えた。 初優勝を狙う両軍の対決。初回からゲームは動く。1回表に太刀岡、千丸の連打で無死二三塁とすると、3番・西川が中前に落ちる2点適時打で花咲徳栄が先制する。その裏に広陵は吉岡、中村の連打でチャンスを作るも、綱脇が粘りの投球で反撃を許さず。 しかし、広陵は2回に平元が自らを援護する一塁線を ... 続きを見る
2017/08/23
3年連続出場の花咲徳栄は1回戦から3回戦まで、序盤に驚異的な得点力を発揮した。1回戦の開星戦では3回までに5点を先取、2回戦の日本航空石川戦では1回に5点、3回戦の前橋育英では1回に4点といった具合だ。 “序盤力”を生み出す要因は、打順にある。通常、高校野球などでは2番打者に小技に長けた「つなぎの打者」を置くケースが多いが、花咲徳栄は旧チームで1番打者だった千丸剛を起用し、攻撃的な打線を組んでいる。 その千丸とドラフト候補の3番・西川愛也、2年生4番・野村佑希の破壊力に加え、準々決勝からは高井悠太郎、小川恩など下位打線にも穴がない。どこからでも得点が奪えるのが ... 続きを見る
2017/08/23
10年前の夏、あと一歩のところで優勝を逃した広陵は、2007年以来の決勝進出だ。当時、8回まで4-1とリードしながら、佐賀北の反撃により4-5の逆転負けを喫した。甲子園全体が佐賀北を応援し、審判のジャッジも揺れるなど、物議を醸した決勝戦だった。あれから10年、再び優勝をかけた舞台に立つとは、何ともロマンがある。 そんな広陵の顔は、大会前に「小林2世」と呼ばれた中村奨成捕手。スローイングの速さから先輩・小林誠司捕手(巨人)になぞらえられた。しかし、大会が始まると、初戦の中京大中京戦の2本塁打に始まり準決勝までに6本塁打を記録。それまで清原和博氏が持っていた1大会の本塁打記録を塗 ... 続きを見る
2017/08/23
第99回全国高校野球選手権大会は23日、決勝戦が行われる。10年ぶりに決勝進出を果たした広陵(広島)と県勢初優勝をかけた花咲徳栄(埼玉)が、この夏最後の火花を散らす。勝敗の鍵を握るのは…?... 続きを見る
2017/08/23
千葉県内で行われている野球U-18代表の合宿に参加している清宮幸太郎内野手(早実・3年)は22日、同じく代表選手の広陵・中村奨成捕手が甲子園1大会6本塁打の新記録を達成したことを受け、「ジャパンの余力を残しながら、(決勝で)燃え尽きてほしい」と23日の決勝戦に向けてエールを送った。 中村は甲子園大会終了後の24日以降に合流する見通し。清宮は「早くこっちに来てほしい」と本音をポロリ。しかし、「仲間なのでばんばん打ってほしい」と期待を込めた。... 続きを見る
2017/08/22
〇花咲徳栄 9-6 東海大菅生● 第99回全国高校野球選手権大会の第13日(22日、甲子園球場)の準決勝第2試合は、花咲徳栄(埼玉)が東海大菅生(西東京)の関東勢対決を延長11回で9-6で制し、初の決勝進出。埼玉県勢としては24年ぶりの決勝進出を果たした。 初回に2死二三塁から東海大菅生の田中が相手バッテリーの一瞬の隙を突き、暴投の間に本塁を踏み先制をすると、さらに千丸の失策で2点目を追加する。花咲徳栄にとっては今大会で初のリードを許す展開となった。 2回表に花咲徳栄は1点を返すが、その裏に松本が前進守備を破る中前適時打で3点目を加え東海大菅生が ... 続きを見る
2017/08/22
天理(奈良)が初めて夏の頂点に立った1986年、主将としてチームをまとめたのが中村良二監督だった。混戦を勝ち上がってつかんだ深紅の優勝旗だった。 「甲子園は素晴らしい経験、思い出になる。僕は高校時代にそういう思い出を作ってもらったので、選手にも作ってあげたい」と教え子への思いを語る。 中村監督は、天理から86年ドラフト2位で近鉄に入団した元プロ野球選手。14年に同高のコーチとなり、15年秋から監督に就いた。 甲子園での采配は今回が初めてだが、初戦は完封勝利、3回戦は延長戦を制し、準々決勝は20安打13得点の猛攻で、27年ぶりの4強進出を果たした ... 続きを見る
2017/08/20
遊ゴロで終わりか――。甲子園にいた4万2千人の誰しもがそう思った。 史上初の2度目の春夏連覇を目指す大阪桐蔭(大阪)と仙台育英(宮城)の対決は、劇的な幕切れとなった。 1点リードで迎えた9回裏。2死一二塁、大阪桐蔭の守備にわずかなほころびが生まれた。遊ゴロかと思われた打球が、一塁手の足がベースから離れていたため、セーフ。流れは一気に仙台育英に傾き、2点適時二塁打を許してサヨナラ負けを喫した。 目前に迫った勝利を逃し、西谷浩一監督は「夏の日本一だけを目指してやってきた。接戦を勝たしてやれないのは監督の力不足だった」と無念さを口にした。   ... 続きを見る
2017/08/19
〇仙台育英 2-1 大阪桐蔭● 第99回全国高校野球選手権大会の第11日(19日、甲子園球場)の第4試合は、仙台育英(宮城)が大阪桐蔭(大阪)に2-1でサヨナラ勝利。ベスト8に進出した。 2回戦をロースコアの投手戦で制した両軍の戦いは、大阪桐蔭の先発柿木、仙台育英の先発長谷川の両投手が素晴らしい投球を披露する。 3回裏に仙台育英はこの日初のチャンスを作るが、鈴木が内野に打ち上げる。しかし、三塁手と二塁手が捕球の際にぶつかり、ボールが弾かれるも、遊撃手の泉口が地面に落ちる前に捕球する珍プレーで仙台育英は先制ならず。 試合は、両投手好 ... 続きを見る
2017/08/19
〇広陵 6-4 聖光学院● 第99回全国高校野球選手権大会の第11日(19日、甲子園球場)の第3試合では、9回にプロ注目の中村の2ランで勝ち越した広陵(広島)が聖光学院(福島)に6-4で勝利。10年ぶりの8強入りを果たした。 試合は初回から動く。3番・瀬川のソロ本塁打で聖光学院が広陵のエース平元から先制。しかし、2回表には丸山と高田の適時打で広陵がすぐに逆転に成功する。 聖光学院は先発の平野が3回2失点。2番手の堀田が2回無失点の好投。すると5回裏に佐藤晃が左翼へソロ本塁打で同点に追いつくと、さらにチャンスを作り矢吹が低めのボール球を上手い打撃で ... 続きを見る
2017/08/19
〇花咲徳栄 10-4 前橋育英● 第99回全国高校野球選手権大会の第11日(19日、甲子園球場)の第2試合では、花咲徳栄(埼玉)が前橋育英(群馬)に10-4で勝利。2年ぶりの8強入りを果たした。 2試合で18得点と打線が好調の花咲徳栄打線が初回から前橋育英に襲いかかる。千丸が二塁打で出塁すると、西川の三塁打、野村の二塁打などでいきなり4点を先制する。 前橋育英も初回と2回に1点ずつを返すが、3回に花咲徳栄は綱脇の適時打で1点を返す。さらに4回にも西川の2点適時打で、この日7点目。 花咲徳栄先発の綱脇は、走者を出すも得点を与えない粘 ... 続きを見る
2017/08/19
〇盛岡大付 12-7 済美● 第99回全国高校野球選手権大会の第11日(19日、甲子園球場)の第1試合では、両校に満塁本塁打が飛び出す熱戦の末に、延長10回で盛岡大付(岩手)が済美(愛媛)に12-7で勝利。初の8強入りを果たした。 強打が自慢の両チームの対戦は、2回に済美の影山の左中間を破る2点適時打を放ち先制。しかし、3回表には相手のミスで盛岡大付が1点を返す。 ゲームが激しく動いたのは5回。連打で植田が適時打を放ち盛岡大付が同点とすると、満塁から小林が左中間スタンドに満塁本塁打。この回一気に5点を加え、済美を突き放す。 し ... 続きを見る
2017/08/18
〇東海大菅生 9-1 青森山田● 第99回全国高校野球選手権大会の第10日(18日、甲子園球場)の第4試合は、東海大菅生(西東京)が青森山田(青森)に9-1で快勝。強力打線が火を噴き、19安打の猛攻で8強入りを果たした。 東海大菅生は1回裏、先頭・田中が二塁打で出塁、続く松井の二ゴロで進塁。片山の適時打で早々に先制。2回裏は、牛山のフェンス直撃の二塁打から鹿倉の安打でチャンスを広げると、戸田のショートゴロの間に1点を追加した。 東海大菅生の強力打線が本領を発揮したのは3回。2回途中から登板した三上を捕まえた。小玉のバックスクリーンに飛び込む2点本 ... 続きを見る
2017/08/18
〇明豊 9-8 神村学園● 第99回全国高校野球選手権大会の第10日(18日、甲子園球場)の第3試合・明豊(大分)と神村学園(鹿児島)の九州対決は、延長12回の末、明豊が9-8のサヨナラ勝ちで激闘を制し、8年ぶりの準々決勝進出を決めた。 明豊は3回裏、9番・管が内野安打で出塁し、四球と犠打で一死二三塁とすると、浜田が先発・青柳に代わってマウンドに上がった中里から適時二塁打を放ち、2点先制に成功。5回裏には、浜田に2試合連続の本塁打が飛び出し、リードを3点に広げた。 神村学園は6回表に先頭・羽月が相手の失策で出塁、犠打で二塁に進塁。4番・前畑の適時 ... 続きを見る
2017/08/18
〇三本松 5-2 二松学舎大付● 第99回全国高校野球選手権大会の第10日(18日、甲子園球場)の第2試合は、三本松(香川)が二松学舎大付(東東京)を5-2で破り、通算4度目の甲子園出場で初の8強進出を決めた。完投したエース佐藤圭悟は、わずか87球で粘る相手打線を抑えた。 試合は4回まで互いに無得点。三本松は5回表に先頭・大久保が二塁打、多田の犠打によって一死三塁のチャンスを作った。続く佐藤のバントが三塁手の失策を誘い、1点を先制した。 さらに6回表、渡辺が右翼への二塁打を放ち、犠打で確実に塁を進めた。8番・下地の適時打で2点目を挙げた。 &nb ... 続きを見る
2017/08/18
〇天理 2―1 神戸国際大付● 第99回全国高校野球選手権大会の第10日(18日、甲子園球場)の第1試合は、天理(奈良)が神戸国際大付(兵庫)を延長戦の末2―1で下し、8強進出を決めた。 天理が2回表に森本の左翼への二塁打でチャンスを作ると、死球と四球で満塁とし、パスボールの間に1点を先制した。 しかし、その裏に神戸国際大付は片岡が三塁打を放ち、野選で1点を挙げて同点に追いついた。 3回以降はともに無得点が続いた。試合が動いたかに見えたのは7回表、天理は森本の安打、安原の二塁打で勝ち越しのチャンスを迎えた。しかし、山口の三ゴロで三 ... 続きを見る
2017/08/18
完敗ですね、本当に夢のような3年間でした――。 今大会限りで退任する秀岳館(熊本)・鍛治舎巧監督の最後の夏が終わった。 2014年に監督に就任。16年春に甲子園に出場し、秀岳館を3季連続4強入りする強豪校に育て上げた。 今夏は、地方大会の途中で体調不良で入院。チームは指揮官不在のまま準決勝、決勝を戦い、磨き上げた強力打線と堅守で4季連続となる夏の切符を手にした。 この日の広陵(広島)戦では、打線が振るわず、守備のミスに泣いた。鍛治舎監督は「もっときっちり守らなければならなかった」と反省を口にしが、選手はよく頑張ったとねぎらった。 ... 続きを見る
2017/08/18
第99回全国高校野球選手権大会(甲子園球場)は18日、3回戦が始まる。1、2回戦の熱戦を制した16校が激突する。同地区同士の対決など好カードが目白押しだ。 18日の第1試合では神戸国際大付(兵庫)と天理(奈良)の近畿勢対決。第3試合は九州勢の明豊(大分)と神村学園(鹿児島)が対決。19日の第2試合では前橋育英(群馬)と花咲徳栄の関東勢が顔を合わせる。 もっとも注目したいのは関東対決だ。 3年連続出場の花咲徳栄は過去2年、同じ関東勢に敗れ、その相手はそのまま全国制覇を果たしている。「花咲徳栄に勝てば全国制覇」というジンクスもささやかれているが、裏 ... 続きを見る
2017/08/18
第99回全国高校野球選手権大会は17日、1、2回戦が終了し、ベスト16が出そろった。彦根東のサヨナラ勝ちでスタートした今大会は、2日目の第1試合で昨夏の覇者・作新学院(栃木)が敗退。2回戦では春夏3季連続4強の秀岳館(熊本)が広陵(広島)に敗れるなど、激戦が相次いだ。今大会のここまでの試合を振り返りたい。... 続きを見る
2017/08/17
第99回全国高校野球選手権大会の第9日(17日、甲子園球場)の第3試合は、仙台育英(宮城)が日本文理(新潟)を接戦の末に1-0で下し、2年ぶりの3回戦へ進出した。 試合は2回表に日本文理の永田の三遊間への当たりを仙台育英の遊撃手・西巻がダイビンクキャッチ。膝をつきながら二塁へ送球し、併殺打を完成させるスーパープレーを魅せる。 すると、その裏に仙台育英が相手のミスで一三塁とチャンスを作り、斎藤の三ゴロの間に1点を先制する。 その後は両チーム譲らぬ展開。随所でスーパープレーが飛び出し、日本文理の稲垣、仙台育英の長谷川ともに好投し、試合は後半戦に突入 ... 続きを見る
2017/08/17
第99回全国高校野球選手権大会の第9日(17日、甲子園球場)の第2試合は、大阪桐蔭(大阪)が智弁和歌山(和歌山)を接戦の末に2-1で下し、3回戦へ進出した。 1回戦に6点差を逆転して勝利した智弁和歌山と、米子松蔭に完勝した大阪桐蔭の一戦は、初回に大阪桐蔭の根尾の適時打で1点を先制する。 大阪桐蔭の徳山、智弁和歌山の黒原の好投が続いた試合は、4回に智弁和歌山の冨田の三遊間を破る適時打で同点。さらに満塁と攻め立てるが、ここは徳山の粘り勝ち。勝ち越しを許さなかった。 その後試合は、両軍の好守備や走塁ミスなども絡み、得点が入らず、1-1の接戦が続く。 ... 続きを見る
2017/08/17
第99回全国高校野球選手権大会の第9日(17日、甲子園球場)の第1試合は、広陵(広島)が先発平元の快投、ドラ1候補の3番・中村の3安打1本塁打の活躍などで、秀岳館(熊本)を6-1で破り、3回戦へ進出した。 広陵は中京大中京を、秀岳館は横浜を倒し、1回戦の“死の4日目”を勝ち抜いて勢いに乗っている両校の試合は、広陵の平元、秀岳館の川端の両先発が好投。3回まで無失点投球を続ける。 4回表に広陵は中村の安打からチャンスを作ると、相手のバッテリーのミスで1点を先制する。 秀岳館は5回裏に幸地の左翼スタンドへのソロ本塁打で同点とする。 広 ... 続きを見る
2017/08/17
夢の舞台で、2度目の大逆転はかなわなかった。 日本航空石川(石川)は、強力打線を擁する花咲徳栄(埼玉)との2回戦に3-9で敗れた。 今大会初戦は9回、2死から一挙4得点で試合をひっくり返した。石川県大会の準決勝でも強豪・星稜を相手に5点差を追いつき、延長の末にサヨナラ勝利を掴んだ。 “逆転の航空石川”が代名詞になりつつあった。中村隆監督は、打線の粘り強さの理由を「長打じゃなく、内野安打でも四球でもいいからつなぐというバッティングができてきたから」と話す。 この2回戦も6点を追う形で9回裏を迎えた。しかし、花咲徳栄の2番手・清水の ... 続きを見る
2017/08/16
◯聖光学院 5-4 聖心ウルスラ● 第99回全国高校野球選手権大会の第8日(16日、甲子園球場)の第4試合は、聖光学院(福島)が終盤までもつれる接戦の末に聖心ウルスラ(宮崎)を5-4で破り、3回戦へ進出した。 聖心ウルスラ(カトリック系)と聖光学院(プロテスタント系)の対戦となった一戦は、マルティン・ルターがローマ教会に抗議し、ヴィッテンベルクの教会に95ヶ条の論題を発表した「宗教改革」から今年で500年という歴史からもSNS上では「聖戦」として注目を集めていた試合だ。 2回表に聖心ウルスラが6番・柳田、9番でエースの戸郷の適時打で3点を先制。し ... 続きを見る
2017/08/16
◯花咲徳栄 9-3 日本航空石川● 第99回全国高校野球選手権大会の第8日(16日、甲子園球場)の第3試合は、花咲徳栄(埼玉)が初回と最終回に得点を集め、日本航空石川(石川)を9-3で破った。 1回戦で開星(島根)に15安打で9得点を集め快勝した花咲徳栄は、初回から打線が日本航空石川の先発佐渡の制球難を攻め立て、打者10人でいきなり5点を先制する。 花咲徳栄の先発の綱脇は、6回まで無失点の好投。日本航空石川の佐渡も初回以降は無失点投球を続けた。 試合が動いたのは7回だ。7回表に花咲徳栄の野村が左翼へソロ本塁打を打って追加点を挙げる ... 続きを見る
2017/08/16
◯前橋育英 3-1 明徳義塾● 第99回全国高校野球選手権大会の第8日(16日、甲子園球場)の第2試合は、前橋育英(群馬)の先発皆川の快投で明徳義塾(高知)を3-1で破った。 夏の優勝経験がある両校の対決は、3回に前橋育英が丸山の安打、盗塁から戸部が中前へはじき返し、1点を先制する。 前橋育英は先発の皆川が好投。6回まで明徳義塾打線をわずか2安打に抑える投球で味方の援護を待つ。 一方の、明徳義塾先発の市川も粘りの投球。4回まで毎回ピンチを背負うが、3回の1失点のみに抑え、6回まで1失点の快投。両軍打線が相手投手を捉えきれずに試合は ... 続きを見る
2017/08/16
◯盛岡大付6-3松商学園● 第99回全国高校野球選手権大会の第8日(16日、甲子園球場)の第1試合は、盛岡大付(岩手)が粘る松商学園(長野)を振り切り、6-3で下し、2年連続で3回戦へ進出した。 1回戦で昨夏覇者の作新学院(栃木)を破った盛岡大付が2回に下位打線からチャンスを作ると、1番・林が技ありの流し打ちで左前に運び、1点を先制する。 さらに、4回には足を絡めた攻撃で相手のミスを誘い得点を追加した盛岡大付は先発の三浦が好投。6回に松商学園の津田にソロ弾を浴びるまで、無失点の投球で2番手のエース・平松に交代する。 7回には再び林 ... 続きを見る
2017/08/15
準優勝した1998年以来の出場となった京都成章(京都)は、初戦で神村学園(鹿児島)に2-3でサヨナラ負けを喫した。 「力不足のストレートだった」。エース・北山亘基(3年)は逆転された6回裏をこう振り返った。 140キロ後半の直球とキレのある変化球が武器の右腕。地方大会では要所を三振で締め、49イニングで60個の三振の山を築いた。6回裏、二死一三塁で“三振をとるには一番有効”という直球で勝負するも、三塁打を浴び、「勝負弱さが出てしまった」と語る。 しかし、この日の試合でも奪った三振は11個。その持ち味は存分に発揮した。 「一番楽しいマ ... 続きを見る
2017/08/14
◯済美 7-1 津田学園● 第99回全国高校野球選手権大会の第7日(14日、甲子園球場)の第4試合は、済美(愛媛)が終盤の猛攻で津田学園(三重)を7-1で下し、3回戦へ進出した。 初回に無安打で1点を失った津田学園の水谷。しかし、その後は済美の八塚とともに快投を続ける。 試合は4回裏に済美の亀岡が2試合連続となるソロ本塁打を放ち、2点目を加えるが、済美打線を5回までに3安打に抑える好投を披露する。 一方の八塚は3回に内野安打を打たれるが、6回までわずか1安打の完璧な投球。6回にも四球と犠打で1死二塁とピンチを背負うも、後続を打ち取 ... 続きを見る
2017/08/14
◯青森山田 6-2 彦根東● 第99回全国高校野球選手権大会の第7日(14日、甲子園球場)の第3試合は、青森山田(青森)が彦根東(滋賀)を6-2で下し、9年ぶりの勝利を飾り3回戦へ進出した。 青森山田は、3回に赤平の中前適時打で先制。さらに4回には中沢の2ランなど打者一巡の猛攻で、4点を加え、彦根東からリードを奪う。 さらに5回には再び中沢が2番手の松井からバックスクリーンへソロ本塁打を放ち、今大会3人目の2打席連続弾を披露する。 一方の青森山田の先発の斉藤勇は6回まで3安打無失点の好投。彦根東は7回裏に連打と四球で満塁にするが、 ... 続きを見る
2017/08/14
◯東海大菅生 11-1 高岡商● 第99回全国高校野球選手権大会の第7日(14日、甲子園球場)の第2試合は、東海大菅生(西東京)が終盤の猛攻で高岡商(富山)を11-1で下し、1996年以来21年ぶりの夏勝利を飾った。 激戦の西東京大会を制し、17年ぶりの夏の甲子園出場を決めた東海大菅生は2回に佐藤のソロ本塁打で先制する。対する高岡商もその裏に谷内の適時打で同点に追いつく。 東海大菅生の先発松本、高岡商の先発土合の好投が続いた試合は、6回に東海大菅生の松井が三塁打で出塁すると、続く小玉の犠飛で勝ち越しに成功。さらに7回にも松本の適時打で自らを援護す ... 続きを見る
2017/08/14
◯神村学園 3-2 京都成章● 第99回全国高校野球選手権大会の第7日(14日、甲子園球場)の第1試合は、神村学園(鹿児島)が京都成章(京都)を9回裏のサヨナラ打で3-2と下し、5年ぶりの夏での白星を挙げ、3回戦へ進出した。 京都成章は、3回表に四球と死球からチャンスを作ると、松本が三塁への内野安打を放ち先制。しかし、6回裏に神村学園は足を絡めた攻撃から、田中祐が逆転の三塁打を放ち、2-1とリードする。 神村学園は先発の7回2/3を投げ、5安打、6三振、8四死球、1失点の成績。しかし、京都成章は1点をリードされた9回表2死から、茂木が2番手の中 ... 続きを見る
2017/08/13
第99回全国高校野球選手権大会の第6日(13日・甲子園球場)第1試合は、投打がかみ合った天理(奈良)が大垣日大(岐阜)を6-0で破った。 2回、天理は「天理のバレンティン」こと4番・神野のバックスクリーン横に飛び込むソロ本塁打で1点を先制。神野は4回にも2打席連続となるソロ本塁打を左中間スタンドに放ち、2点目を加えた。その後、5番の主将・城下も二塁打で続くと、二死から7番・森本が一二塁間を抜ける適時打を放ち3点目を奪う。 5回には一死から宮崎が内野安打で出塁すると、杉下の右中間を破る適時三塁打・太田の左犠飛で2点を加え、リードを5点に広げた。 ... 続きを見る
2017/08/13
東北の雄・仙台育英(宮城)が初戦を18 安打15得点の快勝で飾った。 初回に3番・山田の2ラン本塁打で先制。2回には先発・長谷川に3ラン本塁打が飛び出し、一気に試合の流れを引き寄せた。佐々木順一朗監督は「フルスイングが信条の山田。それが当たって入ってくれて、チームに元気を与えた」と振り返る。 仙台育英の初戦突破は今大会で8回連続だ。1995年に指揮官に就いた佐々木監督にとって13回目の夏。初戦の戦績は12勝1敗となった。 今大会初戦は序盤の本塁打2本に加え、5回以降も毎回得点。隙の無い強力打線を見せつけた。 佐々木監督は「イメー ... 続きを見る
2017/08/12
〇日本文理 9-5 鳴門渦潮● 第99回全国高校野球選手権大会の第5日(12日、甲子園球場)第2試合は、日本文理(新潟)の打線が爆発し、鳴門渦潮(徳島)を9-5で破った。 日本文理は初回に川村の逆方向への2ラン本塁打で先制すると、2回には打者9人の猛攻で5点を加え、序盤から試合をリードする。 鳴門渦潮は、3回に相手のミスも絡み2点を返すと、2番手の鈴江が好投。2回途中から登板すると、日本文理打線を7回までわずか4安打に抑える好投。味方の反撃を待つ。 その鈴江は8回に川村、代打・長谷川に適時打を打たれるが、8回裏に鳴門渦潮打線が ... 続きを見る
2017/08/12
〇仙台育英 15-3 滝川西● 第99回全国高校野球選手権大会の第5日(12日、甲子園球場)第1試合は、仙台育英(宮城)の打線が爆発し、滝川西(北北海道)を15-3で破った。 仙台育英の打線が序盤から爆発した。初回に鈴木の二塁打から3番・山田が左翼スタンドへ弾丸ライナーの2ラン本塁打を突き刺す。さらに2回表には先発投手の長谷川が右翼へ3ラン本塁打で序盤に5点をリードする。 さらに5回の表には相手のミスも絡みチャンスを作ると、斎藤が三遊間へ2点適時打で7点目。6回、7回にも追加点を加えた仙台育英は、先発の長谷川が6回を2安打無失点と好投する。 ... 続きを見る
2017/08/12
横浜(神奈川)は昨夏4強の秀岳館(熊本)に4-6で敗れた。 2点を追う9回、二死で打席に立ったのは主砲・増田珠(3年)。しかし、秀岳館の2番手・田浦のチェンジアップをとらえきれず左飛に倒れた。 神奈川大会では4試合連続5本塁打を記録。この日、期待の一発は出なかったが5回に1安打、三盗を決めるなど存在感を示した。 初戦敗退には無念の表情を浮かべたが、「1本打てたので悔いない。(秀岳館・川端の)早いストレートに負けずにバットを振れたのはよかった」と話す。 夏の甲子園を2度経験した増田。この日は午前6時半に満員通知が出され、4万7千人 ... 続きを見る
2017/08/11
第99回全国高校野球選手権大会(甲子園球場)は10日、1回戦注目の4試合が行われ、2回戦の組み合わせが決まった。 第9日の第2試合は、智弁和歌山(和歌山)対大阪桐蔭(大阪)。智弁和歌山・高嶋仁監督と、大阪桐蔭・西谷浩一監督の両名将が甲子園で顔を合わせるのは初となる。 智弁和歌山の高嶋監督は、1980年に同高野球部の監督に就任。94年に春、97年と2000年の夏に全国制覇を果たした。今大会初戦は興南(沖縄)に6点差を逆転し、11年以来の白星を手にした。 一方、大阪桐蔭の西谷監督は、98年に監督に就いた。今年の春のセンバツで初の“大阪対決”を制し、 ... 続きを見る
2017/08/11
第99回全国高等学校野球選手権の4日目が11日に甲子園球場で行われ、広陵、秀岳館、智弁和歌山、大阪桐蔭が2回戦へと駒を進めた。 4日目は今月4日に行われた組み合わせ抽選会直後から話題になった好カード揃いの一日だった。第1試合は、広陵(広島)対中京大中京(愛知)。夏に過去3度決勝へ進出している広島の名門校と夏の大会で史上最多の7度の優勝を誇る愛知の名門校の試合は、広陵がプロ注目の中村の2本塁打などで得点を重ね10-6で勝利。1回戦を突破した。 第2試合は1回戦で最も好カードとの呼び声も高かった秀岳館(熊本)対横浜(神奈川)の試合。秀岳館は3球で先制すると、3回ま ... 続きを見る