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【決勝戦展望】女子ソフトボール 日本代表対アメリカ代表 今大会成績比較【東京五輪(東京オリンピック)】

2021/07/26

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投手編

 アメリカ代表最大の武器は、圧倒的な投手力だ。モニカ・アボット、キャット・オスターマン(キャサリン・オスターマン)の二枚看板は、いずれも北京五輪を経験しており、オスターマンに至ってはアテネ五輪にも出場。生ける伝説を有するのは日本だけではないのだ。
 
 191センチ左腕アボットは、トヨタ自動車レッドテリアーズ所属。後藤希友、峰幸代、渥美万奈、山崎早紀らとはチームメイトだ。ここまで18回を投げ、被打率.060と驚異の数字を残しており、完投も2度記録とスタミナ面にも不安はない。
 
 さらに双璧を成すオスターマンは、こちらも12回を投げて被打率.045。38歳という年齢を一切感じさせない投球で、ここまで完璧な投球を見せている。浮き上がるライズボールに加え、落差の激しいドロップを攻略できるかがカギとなりそうだ。
 
 OR最終戦では、アリソン・カルダが日本打線を6回途中まで抑え込むなど、アメリカチームは日本打線の攻略法が見えている様子。この盤石の体制をいかに打ち崩すことができるかが注目ポイントとなってくるだろう。

【次ページ】打撃編
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