悔しいドラフト指名漏れを経て…注目選手5人の進路は？【大学生・野手編】
2023/02/06
産経新聞社
齊藤大輝(法政大)
確実性とパンチ力を兼ね備えた右の好打者。4年次に打撃で苦しんだこともあり、大卒でのドラフト指名は叶わなかった。社会人野球の東芝に入社しプレーを続ける予定だ。
高校は横浜で、1年次から3年連続で夏の甲子園を経験した。万波中正外野手(現・日本ハム)らとともに打線の軸を担い、特に3年夏は打率.385(13打数5安打)をマークし、本塁打も放った。
法政大では1、2年次はスタメンに定着できなかったが、3年春に「3番・二塁」の座を獲得。
このシーズンに打率.342(38打数13安打)、3本塁打と好成績を残すと、秋は打率4割超えを果たし、打撃の進化を示した。
4年次は大学日本代表に選ばれ国際大会にも出場したが、リーグ戦では春秋ともに打率2割台前半と本領を発揮できなかった。社会人野球では確固たる武器を手に入れたい。