プロ入りへ向け勝負のシーズン…春季リーグ戦で猛アピールした今秋ドラフト候補5人
2023/05/30
産経新聞社
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春の大学野球はほとんどのリーグでまもなく閉幕を迎える。今秋ドラフト候補に挙がる4年生にとっては重要なシーズン。多くのスカウトが球場に駆けつける中、それぞれがアピールを続けている。今回は春季リーグ戦での活躍が目立ったドラフト候補選手5人を厳選し紹介する。
上田希由翔(明治大)
恵まれた体格を持つ左の強打者で、今秋ドラフト候補に挙がる左の強打者。今春も快音を響かせ、明治大の85年ぶりリーグ戦3連覇に貢献した。
高校時代から光っていた長打力が大学でさらに開花。明大では1年秋から4番を任されると、リーグ戦のみならず全国大会や国際大会でも実績を積み上げてきた。4年生になった今春からは主将に就任し、チームを牽引。東大戦、早大、立教大戦で本塁打を放ったほか、12打点はリーグトップタイの数字となった。優勝を決めた試合でも初回に先制の適時二塁打を放ち、打線を勢いづけた。
明大は投手では村田賢一投手も今秋のドラフト候補で、7試合に登板して防御率0.80と抜群の安定感を誇った。投打の柱の全日本大学選手権での活躍にも注目だ。