プロ入りへ向け勝負のシーズン…春季リーグ戦で猛アピールした今秋ドラフト候補5人
2023/05/30
産経新聞社
常廣羽也斗(青山学院大)
最速153キロを誇るドラフト上位候補。今春は青山学院大のエースとしてチームを17年ぶりリーグ優勝に導いた。
大分舞鶴では1年次から活躍し、青山学院大では2年春にリーグ戦デビューを果たした。中継ぎでの起用が続き、昨秋リーグ戦初白星を含む2勝をマーク。中継ぎ、抑えながら30回1/3を投げ、防御率0.30と安定した投球を披露した。今春はエースとして3勝0敗、防御率1.44と躍動。日大戦では1失点完投勝利を挙げ、優勝を決めた試合でも昨秋王者の国学院大打線相手に6回1失点(自責0)と好投した。
青山学院大は同じくドラフト候補の下村海翔投手も好調で、3勝0敗、防御率0.85と好成績を残している。好投手二人が全国の舞台でどんな投球を見せるか楽しみだ。