プロ入りへ向け勝負のシーズン…春季リーグ戦で猛アピールした今秋ドラフト候補5人
2023/05/30
産経新聞社
草加勝(亜細亜大)
昨秋からドラフト戦線に急浮上してきた最速152キロ右腕。今春も獅子奮迅の活躍で猛アピールを続けている。
創志学園時代は阪神・西純矢投手の控え投手で、目立った実績は残せなかった。大学では2年春にリーグ戦デビューするも、2年秋、3年春は登板なし。3年秋に2勝0敗、防御率0.29と圧巻の数字を残しブレイクを果たした。今春も5勝すべてが完封勝利と勢いが止まらない。多くのスカウトが駆けつけた5月11日の駒大戦は、制球が定まらない中でも得点を与えなかった。
同じくドラフト候補の国学院大・武内夏暉投手に投げ勝った試合では自己最速を2キロ更新する152キロを計測するなど、まだまだ伸び盛り。ドラフトまでにどこまで伸びるか、期待が高まる。