プロ入りへ向け勝負のシーズン…春季リーグ戦で猛アピールした今秋ドラフト候補5人
2023/05/30
産経新聞社
上田大河(大阪商業大)
実績十分な最速154キロ右腕。昨年はリーグ戦で春秋ともに防御率1点台を記録したほか、全国大会や国際大会でも活躍が光った。今春も主将兼エースとしてチームをリーグ優勝に導き、進化を見せつけた。
大商大高時代からポテンシャルの高さを発揮していた右腕は、大学で飛躍を続けている。今春は先発、中継ぎでフル回転し、8試合に登板。防御率1.33で最優秀防御率に輝き、ベストナインにも選出された。毎試合多くのスカウトが視察に訪れる中、龍谷大戦では自己最速を1キロ更新する154キロを計測し、大経大との天王山初戦では完封勝利をやってのけた。
昨年の全日本大学選手権では4強入りに貢献。今年は頂点を目指し、ここでも進化した姿を見せたい。その剛腕に注目が集まる。