甲子園のスターも大学へ…春季リーグ戦でアピールに成功した1年生5人
2023/05/27
産経新聞社
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大学野球は全国各地で春季リーグ戦がまもなく閉幕する。昨年まで甲子園を沸かせた高校球児だった1年生も続々とデビューしており、将来が楽しみな選手が多数。今回は早くも大学でアピールしている1年生5人を厳選し紹介する。
仲井慎(駒澤大)
150キロに迫る速球が武器の右腕。昨夏の甲子園では二刀流の活躍で下関国際を準優勝に導いた。大学では背番号「7」をつけ、内野手登録ながら投手としてリーグ戦を戦っている。
4月27日の中大戦でリーグ戦デビューを果たした。2点ビハインドの6回2死満塁からマウンドに上がると、この大ピンチを抑え、その後も好投。2回1/3を投げて無安打無失点2奪三振と堂々たるデビューだった。翌週の国学院大戦では1回1/3を無失点と好救援し初白星をマーク。最終的に6試合、10回1/3を投げ1失点と申し分ない成績を残した。
甲子園では正遊撃手として打線を引っ張りながら、救援投手としても躍動。大舞台での経験が大学で好スタートを切ることにつながっている。まだまだ伸び代十分なだけに、4年間の成長が楽しみだ。