甲子園のスターも大学へ…春季リーグ戦でアピールに成功した1年生5人
2023/05/27
産経新聞社
秋元響(武蔵大)
昨夏東北勢初の甲子園優勝を成し遂げた仙台育英で正二塁手を務めていた左の好打者。甲子園では3、5、7番とあらゆる打順を打ち、打率.381をマークして優勝に貢献した。今春からは首都大学野球リーグの武蔵大でプレーしている。
大学ではオープン戦から積極的に起用され、開幕スタメンに名を連ねた。第2打席でリーグ戦初安打初打点となる適時三塁打を記録。3週目からは上位打線を任されるようになり、5月14日の今春最終戦では二塁打2本を含む3安打猛打賞の活躍で打率を.267とした。
仙台育英の昨年の3年生は古川翼投手(法政大)、斎藤蓉投手(立教大)、遠藤太胡外野手(仙台大)ら多くが大学に進学したが、この時期からリーグ戦での出場機会を得ているのは秋元だけ。新たな環境で幸先の良いスタートを切った。