甲子園のスターも大学へ…春季リーグ戦でアピールに成功した1年生5人
2023/05/27
産経新聞社
有馬伽久(立命館大)
最速148キロの速球を武器とする左腕。愛工大名電では投手兼外野手として1年次から活躍し、昨夏の甲子園は全4試合に先発し8強入りに貢献した。今春からは立命館大に進学し、早くも登板機会を得ている。
4月8日の近大戦でリーグ戦デビュー。4点リードの9回無死一、二塁の場面でマウンドに上がり、わずか9球で打者3人を打ち取る上々のデビューを果たした。その後も中継ぎで積極的に起用され、5月14日の関学大戦では初先発。6回2失点と試合をつくり、チームに勝利を呼び込んだ。
愛工大名電から立命大に進みプロ入りした選手には、DeNAの東克樹投手がいる。その東でさえも大学の1年春はリーグ戦に登板しておらず、そのことからも有馬への期待値の高さが分かる。大卒でのプロ入りを目指し、実績を積み上げていく。