春の“大学王者”に輝くのは? 仙台大学の注目選手5人。全日本大学選手権の行方は…
2023/06/01
川浪康太郎
大学野球 最新情報(最新ニュース)
全日本大学野球選手権が6月5日に開幕する。仙台六大学は春季リーグ戦を2季連続で制した仙台大が2015年以来、8年ぶりの出場。まずは2014年初戦以来の全国勝利を目指す。今回は、仙台大の注目選手5人を厳選し、紹介する。
辻本倫太郎内野手(4年=北海)
「世代ナンバーワン遊撃手」の呼び声高く、今秋ドラフト候補にも挙がる内野手。堅実かつ華麗な守備と、勝負強さ、パンチ力を兼ね備えた打撃が持ち味で、昨年は大学日本代表の一員としても活躍した。
今春のリーグ戦は全試合で3番を打ち、打率.342(38打数13安打)、1本塁打、13打点、4盗塁とキャリアハイの成績を残した。
特に優勝を決めた東北福祉大3回戦では、先制の2点適時三塁打含む4打点をマーク。好守で投手を助ける場面も幾度となく見られ、まさに優勝の立役者となった。
全力プレーやキャプテンシーも光る選手で、地方リーグ所属ながら全国的な知名度と人気を誇る。昨秋の明治神宮大会では敗戦の中、意地の本塁打を放っており、大舞台に強いことは証明済み。神宮のグラウンドを駆け回る辻本の姿に注目だ。