春の“大学王者”に輝くのは? 仙台大学の注目選手5人。全日本大学選手権の行方は…
2023/06/01
川浪康太郎
平野裕亮外野手(3年=山村学園)
走攻守三拍子揃った身体能力の高い外野手。1年秋からレギュラーとして出場し続け、3年生ながら仙台六大学リーグで現役最多となる通算55安打を積み上げている。
今春も打率.368(38打数14安打)、12打点と好成績を残し、自身初の最高殊勲選手賞(MVP)に輝いた。
昨年までは1番や2番を打つことが多かったが、今春は5番でスタートし、終盤は4番を任された。長打が多いタイプではないものの、チャンスメーカーにもポイントゲッターにもなれる打撃で貢献。特に好機での勝負強さが際立ち、本人がこだわっていた打点は自己最多の12を数えた。
中堅の守備にも定評があり、高校時代からの1学年先輩で左翼を守る川島とのコンビネーションも抜群。全国の舞台でも攻守のキーマンとなる。