春の“大学王者”に輝くのは? 富士大学の注目選手5人。全日本大学選手権の行方は…
2023/06/01
川浪康太郎
坂本達也捕手(3年=博多工)
2年生だった昨年からマスクをかぶり続けている強肩強打の正捕手。元々肩の強さには定評があったが、今春は打撃も向上し総合力の高い捕手へと成長している。
打撃面では昨春打率.321をマークするなどコンスタントに安打を放っていたが、昨年の公式戦で長打はなし。
今春は打率は.250(32打数8安打)ながら、岩手大1回戦でリーグ戦初本塁打を放つなど長打を4本記録し、打点も9を数えた。下位打線とはいえ打席での怖さは昨年以上に増している。強肩も健在で、リード面でも中岡ら実力のある投手陣を支えてきた。
昨年はエース金村をリードし、全日本選手権でもタイブレークまでもつれる試合で最後までマスクをかぶる貴重な経験を積んだ。今年は攻守での活躍に期待がかかる。