春の“大学王者”に輝くのは? 東日本国際大学の注目選手5人。全日本大学選手権の行方は…
2023/06/01
川浪康太郎
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全日本大学野球選手権が6月5日に開幕する。南東北大学は春季リーグ戦で4季連続優勝を果たした東日本国際大が2大会連続の出場。昨年は4強入りする快進撃を見せており、今年も旋風を巻き起こしたいところだ。今回は、東日本国際大の注目選手5人を厳選し、紹介する。
大山凌投手(4年=白鴎大足利)
今秋ドラフト候補に挙がる最速151キロ右腕。スライダー、カットボールなどの多彩な変化球もキレがあり、高い総合力を誇る。
昨年の全日本選手権では3試合、19回を投げ3勝、防御率2.84をマークし、4強入りに貢献。大山の名を全国に知らしめた。
その後の秋のリーグ戦は右肘を痛め1試合の登板に終わり、しばらく本格的に投げられない時期が続いたが、今春「ぶっつけ本番」で復帰。
中盤からは長いイニングも投げられるようになり、日本大工学部1回戦で9回2安打13奪三振完封、東北公益文科大1回戦で9回2安打8奪三振1失点完投と、エースらしい投球を披露した。
最優秀投手賞、ベストナインにも選出され完全復活を遂げた右腕は、再び全国の舞台で輝くことができるか。昨年に続き“国際大旋風”の立役者となる。