春の“大学王者”に輝くのは? 東日本国際大学の注目選手5人。全日本大学選手権の行方は…
2023/06/01
川浪康太郎
藤井優矢投手(3年=角館)
東日本国際大はエースの大山以外にも好投手が揃う。そのうちの一人が、150キロに迫る力強い直球と鋭い変化球のコンビネーションが光る右腕・藤井。先発、中継ぎ問わず、重要な役割を担うこととなりそうだ。
昨年までリーグ戦の登板は1試合にとどまっていたが、今春は5試合、14回3分の1を投げ、4勝、13奪三振、防御率0.00とブレイク。4勝はリーグトップタイだった。
日本大工学部2回戦では初先発し、5回4安打無失点と好投。先発はこの1試合のみだったものの、試合をつくる能力を兼ね備えることも証明した。
東日本国際大は大山が投げない試合の投手陣の出来が鍵を握る。藤井を筆頭に、早坂一希投手(4年=一関学院)、永井龍樹投手(2年=明秀日立)らの起用法にも注目が集まる。