春の“大学王者”に輝くのは？ 東日本国際大学の注目選手5人。全日本大学選手権の行方は…
2023/06/01
川浪康太郎
佐々木優征外野手(4年＝青森山田)
昨年4強入りした際の主力野手は4年生が多く、今春は下級生がスタメンの多くを占める中、昨年からレギュラーを張っていたのが佐々木。走攻守三拍子揃った左の強打者だ。
昨年の全日本選手権は全試合に「3番・中堅」でスタメン出場。初戦の静岡大戦でソロ本塁打含む3安打を放つなど躍動し、打率.375(16打数6安打)をマークした。
最上級生になった今春は1番や5番などあらゆる打順を打ち、コンスタントに安打を記録。盗塁もチーム最多の7を数え、足でも打線を引っ張った。
今春は打率.286(42打数12安打)、0本塁打と突出した数字ではなかったとはいえ、全国4強入りの経験は必ずや生きるはずだ。名実ともに中心選手となった佐々木がチームを頂点へと導く。