春の“大学王者”に輝くのは? 東日本国際大学の注目選手5人。全日本大学選手権の行方は…
2023/06/01
川浪康太郎
黒田義信外野手(1年=九州国際大付)
高校3年次に春夏連続で甲子園を経験し、U-18日本代表でも活躍した万能型外野手。昨秋プロ志望届を出すもドラフトで指名はかからず、地元・九州から遠く離れた東北の地で大学野球生活をスタートさせた。
1年目から首脳陣の期待値は高く、今春は全試合でスタメン出場。開幕から5試合は3番に座り、その後は4番、1番を打った。
打率.235(34打数8安打)、0本塁打、5打点と納得のいく数字は残せなかったものの、三塁打が4本飛び出すなど持ち前の長打力や勝負強さが垣間見える場面も少なくなかった。
藤木豊監督は1番での起用を理想としており、大舞台でもトップバッターを任せられるか、注目だ。
東日本国際大は同じ左打ちの外野手である森川大輝外野手(1年=青森山田)をはじめ、黒田以外にも1年生野手の台頭が著しい。全国で勝ち上がるためにも欠かせない戦力となる。