悔しいドラフト指名漏れを経て…2024年、プロ注目選手5人の進路は?【大学生・投手編】
2024/02/13
産経新聞社
尾﨑完太(法政大)
最速150キロの直球と大きく曲がるカーブをはじめとする変化球を駆使した、緩急をつけた投球を得意とする左腕。
4年秋に調子を落とし昨秋のドラフト指名はならなかったが、社会人野球の名門・セガサミーに進んでプロ入りを目指す。
滋賀学園では2年秋からエースの座をつかみ、NPBスカウトからも注目を集めた。法政大では1年春からリーグ戦に出場し、1年秋には145キロを計測。2年秋に初白星を挙げた。
4年次は春のリーグ戦で最速150キロの大台を突破し、4勝0敗、防御率1.28とキャリアハイの成績を残すも、秋は一転、1勝1敗、防御率5.87と苦しんだ。
大学野球は悔いを残すかたちで終えたが、ポテンシャルは十分で、今後の成長に期待がかかる。課題の制球力に磨きをかけ、プロの世界で通用する左腕へと進化を遂げたい。